11月3日公開の映画『北のカナリアたち』の阪本順治監督が16日、東京・銀座のApple Storeでトークイベント「Meet the Filmmaker」に登場した。
海外のApple Storeで開催されているトークイベント「Meet the Filmmaker」。
これまでメリル・ストリープやトム・ハンクス、ジェームズ・キャメロン監督といった世界的な俳優や映画監督が登場し、その模様をPodcastで配信して話題を集めている。
この日は、東映創立60周年を記念した映画『北のカナリアたち』を代表して阪本順治監督が登壇。
北海道で行われた過酷なロケや吉永ら豪華キャスト陣のエピソードを語った。
阪本監督は同作の主演を吉永小百合が務めることについて「話を聞いた時は本当に膝がガクッと落ちたような感じでしたね。
映画界の黄金期を支えたスターの方に憧れはありますしお仕事を一緒にしたい思いはありますけど、まさか吉永さんとやれるとは思ってもいませんでした。
(監督として)何で僕の名前が挙がったのか今だに怖くて聞けないですよ(笑)」と心境を吐露。
吉永と一緒に仕事をして「皆さんと同じで清楚で可憐なイメージでしたが、一緒に仕事をしてもそれは変わりませんでした。
それに加えて勇ましい方だとも思いましたね。
男前なところもあり、吹雪の中で待っているシーンなんかは、虚無僧みたいでした」と振り返り、「吉永さんは課題を現場に持ち込みたくないタイプ。
細かいところまで処理して現場にいらっしゃいました」と明かした。
物語は、北海道の離島を舞台に、小学校で教鞭をとる川島はる(吉永)が、ある事件を機に島を追われ、それから20年後、再び島を訪れた川島がかつての生徒たちと再会。
それぞれに秘めていた真実が明かされていく。
20年後の生徒役には宮崎あおいや小池栄子、満島ひかりや森山未來ら若手6人の起用したが、その理由について「演技を仕掛けてくるタイプは嫌だと思いました。
適材適所も嫌でしたし、彼らがどこか一つでも最後までイメージできないものを、吉永さん相手に演じることで生まれた方が面白いと思いました」と話していた。
映画『北のカナリアたち』は、11月3日より全国公開。
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吉永小百合、仲村トオルとキスシーン「余韻があって気恥かしくて……」
海外のApple Storeで開催されているトークイベント「Meet the Filmmaker」。
これまでメリル・ストリープやトム・ハンクス、ジェームズ・キャメロン監督といった世界的な俳優や映画監督が登場し、その模様をPodcastで配信して話題を集めている。
この日は、東映創立60周年を記念した映画『北のカナリアたち』を代表して阪本順治監督が登壇。
北海道で行われた過酷なロケや吉永ら豪華キャスト陣のエピソードを語った。
阪本監督は同作の主演を吉永小百合が務めることについて「話を聞いた時は本当に膝がガクッと落ちたような感じでしたね。
映画界の黄金期を支えたスターの方に憧れはありますしお仕事を一緒にしたい思いはありますけど、まさか吉永さんとやれるとは思ってもいませんでした。
(監督として)何で僕の名前が挙がったのか今だに怖くて聞けないですよ(笑)」と心境を吐露。
吉永と一緒に仕事をして「皆さんと同じで清楚で可憐なイメージでしたが、一緒に仕事をしてもそれは変わりませんでした。
それに加えて勇ましい方だとも思いましたね。
男前なところもあり、吹雪の中で待っているシーンなんかは、虚無僧みたいでした」と振り返り、「吉永さんは課題を現場に持ち込みたくないタイプ。
細かいところまで処理して現場にいらっしゃいました」と明かした。
物語は、北海道の離島を舞台に、小学校で教鞭をとる川島はる(吉永)が、ある事件を機に島を追われ、それから20年後、再び島を訪れた川島がかつての生徒たちと再会。
それぞれに秘めていた真実が明かされていく。
20年後の生徒役には宮崎あおいや小池栄子、満島ひかりや森山未來ら若手6人の起用したが、その理由について「演技を仕掛けてくるタイプは嫌だと思いました。
適材適所も嫌でしたし、彼らがどこか一つでも最後までイメージできないものを、吉永さん相手に演じることで生まれた方が面白いと思いました」と話していた。
映画『北のカナリアたち』は、11月3日より全国公開。
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