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イタコ高野モナミ、リンカーン大統領の降霊に成功!?

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 ティム・バートン製作によるアクション映画「リンカーン 秘密の書」の公開を記念し10月30日、テレビや雑誌など多方面で占術や霊占術を行う高野モナミが、エイブラハム・リンカーン第16代米大統領の降霊を行なうという異例のイベントが開催された。

【フォトギャラリー】“イタコ”高野モナミの降霊シーン

 映画では昼は大統領、夜はハンターとして闇の勢力と戦うリンカーンの姿が描かれる。この日のイベントは降霊したリンカーン大統領に、後世に伝わる自身の逸話の真偽や米大統領選の行方などについて聞くという趣旨で開催。高野は、これまでにマリリン・モンローや織田信長の降霊を行なったほか、2001年のアメリカ同時多発テロ発生を前年に雑誌で予言している。

 異例の“降霊会見”に集まった報道陣に向け、「“波長”が乱れて霊が降りにくくなったり、離体してしまう可能性があるため、降霊に疑いの念を抱かない」「大きな音や光で霊が離れる可能性があるため、降霊中のフラッシュ撮影の禁止と物音への注意」「質問の際『本当にリンカーン大統領ですか?』と何度も真偽の確認をしない」などの注意事項が説明された。「緊張しています」と神妙な表情の高野は、呪文のような言葉を口にし絶叫したかと思うと、畳の上に倒れ込んだ。

 司会者が「リンカーンさんですか?」と日本語で確認すると、目をつむったままうなずき、その後は日本語で受け答えした。集まった報道陣へは、「何の御用でいらっしゃっているんですか?」「何をか分かりませんがお集まりいただきましてありがとうございます」と低い声で挨拶した。改めて司会者が降霊の意図を説明し、リンカーン大統領を主人公にした映画が作られたことを伝えると「私の映画を? それは大変光栄です。映画を1本作るということは大変なことだと思います」と口元に笑みを浮かべた。

 一方で、自身の暗殺の状況に関する質問には激しく拒絶し「その話はもう……」と質問をさえぎった。さらに現在繰り広げられている米大統領選の行方は「私が今日、呼ばれたのは映画の話であって」と映画以外の話題はシャットダウン。それでも司会者が食い下がると、倒れ込んで動かなくなった。目を覚ました高野は、「麻酔にかかっているようで、夢か幻かどれくらいの時間が経ったかもわからない」という。

 「リンカーン 秘密の書」は、11月1日から公開。

【作品情報】
リンカーン 秘密の書

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