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ゲイが理由!? マット・ボマーがスーパーマンになれなかった本当のワケ

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大人気ドラマ『ホワイトカラー』で天才詐欺師ニール・キャフリーを演じるイケメン俳優マット・ボマー。今年2月にゲイであることを公表したマット。彼はスーパーマン役候補として一時名が挙がったにもかかわらず、ゲイであるがゆえにリストから外されていた、という噂が話題になっている。
この噂の出どころは、ベストセラー作家のジャッキー・コリンズだ。

米Huffingtonpostがコリンズに話を聞いたところ、マットがスーパーマン役の候補に挙がったのは、2003年の『Superman Flyby』映画化プロジェクトの時のこと。J・J・エイブラムス脚本のこのプロジェクトは、最終的に映画化には至らなかったが、キャスティングの検討は始まっていたという。当時、マットはまだ自身の性的指向をカミングアウトしていなかったが、ゲイであるという噂はすでにあり、それが原因でキャスティングから外されたというのだ。

コリンズは「たとえばジャスティン・ビーバーがゲイだと告白したら、多くのティーンの女の子が失望するわ」と、ゲイのカミングアウトが世間への影響力が高いことを指摘。そのため、ハリウッドにはゲイの俳優がヒーロー役には抜擢されない風潮があると語っている。

しかし、製作側の関係者によると、真相は監督の交代劇が原因だと語っている。当初、このスーパーマン企画『Superman Flyby』は、『白雪姫と鏡の王女』のブラット・ラトナーが監督する予定だった。ラトナー監督とマットは親交があり、もちろんマットがゲイであることも知っていた。マットはこのラトナー監督の作品でスーパーマン候補だったらしい。ラトナーは他にもジョシュ・ハートネットやジュード・ロウにもアプローチしている。しかし、主演俳優が見つからないということで、この企画は、ブライアン・シンガーの『スーパーマン・リターンズ』の続編にすることになり、話が流れたというわけだ。(とはいえ、この続編案も流れたが...)

それに加えて今のマットならばともかく、10年前のマットが、ジョシュやジュードのような映画スターと同等の候補だったとは思えないのだが...。

この件に関して、マット側からはコメントを発表していない。(海外ドラマNAVI)

Photo:マット・ボマー
(c)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net

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