体調管理のために、基礎体温を測っている女性も多いですが、きちんと正しく測れていますか?もう一度、自分の測り方をチェックしてみましょう。
低温期と高温期の波がきちんと二相にならない、線が乱れているなどの場合、きちん基礎体温が測れていない場合も考えられます。
まずは測り方をおさらいしましょう。
基礎体温を測る時間は、就寝から最低4時間以上眠った後。目覚めたら立ち上がらず、すぐに測って記録すること。ベッドサイドなど、立ち上がらなくても手が届く場所に、体温計と体温表を準備しておきましょう。
毎日同じ時間に測るのが原則ですが、就寝時間が不規則になる場合は、最低4時間以上眠った後で測定するようにします。
最近の婦人体温計は、デジタル式がほとんどで、中には記録できる便利なものもあります。
しかし、多くのデジタル体温計が「予測式」であるのに対し、水銀計は「実測式」。水銀計のほうがより正確な数値が得られると言えます。
計測の仕方が間違ってなくても、ホルモンバランスが乱れていると、低温期と高温期の波が崩れてしまいます。
例えば、強いストレスを感じていると、高温期への上昇ラインが緩慢になり、体が疲れていたり、脂っこいものや甘いものを好んで食べたりしていると高温期の波形がM字型にへこんでしまうこともあります。
くわえて過度な運動、病気やけがなども基礎体温を乱す元に。
基礎体温を測った際に、日常のなにげないこともメモしておくと、体温と生活のちょっとした関連性にも気付けて役立つはずです。
ホルモンバランスが正常に戻れば、低温期と高温期は二相に分かれるようになります。
バランスを保つには、温度、睡眠、ストレス解消、運動、食事などに気をつけることが大事です。
特に、良質なタンパク質やビタミン、ミネラルは不足しないようしっかり取り続けましょう。
ホルモンバランスの乱れを改善するのに有効な栄養としては、大豆イソフラボンやビタミンB群(ビタミンB6、パントテン酸)、ビタミンEなどが挙げられます。
大豆イソフラボンは豆腐や納豆、みそなどに、ビタミンB6はマグロやカツオ、にんにくなどに、パントテン酸は肉類のレバー、干しシイタケ、ウナギなどに、ビタミンEはナッツ類やウナギ、たらこなどに多く含まれています。
それから、睡眠時間は短すぎても長すぎても体に負担がかかります。できれば夜11時に就寝し、朝は6時半に目覚めるのが理想的。
起床時間が遅くなるほど基礎体温は上昇しやすくなり、それが原因でホルモンバランスを崩すこともあります。
また、寝具の調整が大切。冷えを心配するあまり、暑くても我慢して重い掛け布団のままで過ごす人がいますが、寝ていて汗をかかない、もしくは寒くて目が覚めない寝具がベストです。
もちろん、「基礎体温を測るときは、こうしなければならない」など気にしすぎると、逆にストレスに。そんな時は一時的に計測をストップ°して、気分をリフレッシュしてから再開してもいいでしょう。
低温期と高温期の波形が3カ月間きれいに二相に分かれていれば、妊娠しやすい体になっている証し。
でも、波形が崩れたままの場合だと妊娠しづらく、また、何かトラブルを抱えている可能性もあるので、これらを試してみても変化がないようであれば、計測したデータを持って、一度婦人科で相談してみることをおすすめします。
(ビューティ&ダイエット編集部)
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まずは測り方をおさらいしましょう。
基礎体温を測る時間は、就寝から最低4時間以上眠った後。目覚めたら立ち上がらず、すぐに測って記録すること。ベッドサイドなど、立ち上がらなくても手が届く場所に、体温計と体温表を準備しておきましょう。
毎日同じ時間に測るのが原則ですが、就寝時間が不規則になる場合は、最低4時間以上眠った後で測定するようにします。
最近の婦人体温計は、デジタル式がほとんどで、中には記録できる便利なものもあります。
しかし、多くのデジタル体温計が「予測式」であるのに対し、水銀計は「実測式」。水銀計のほうがより正確な数値が得られると言えます。
計測の仕方が間違ってなくても、ホルモンバランスが乱れていると、低温期と高温期の波が崩れてしまいます。
例えば、強いストレスを感じていると、高温期への上昇ラインが緩慢になり、体が疲れていたり、脂っこいものや甘いものを好んで食べたりしていると高温期の波形がM字型にへこんでしまうこともあります。
くわえて過度な運動、病気やけがなども基礎体温を乱す元に。
基礎体温を測った際に、日常のなにげないこともメモしておくと、体温と生活のちょっとした関連性にも気付けて役立つはずです。
ホルモンバランスが正常に戻れば、低温期と高温期は二相に分かれるようになります。
バランスを保つには、温度、睡眠、ストレス解消、運動、食事などに気をつけることが大事です。
特に、良質なタンパク質やビタミン、ミネラルは不足しないようしっかり取り続けましょう。
ホルモンバランスの乱れを改善するのに有効な栄養としては、大豆イソフラボンやビタミンB群(ビタミンB6、パントテン酸)、ビタミンEなどが挙げられます。
大豆イソフラボンは豆腐や納豆、みそなどに、ビタミンB6はマグロやカツオ、にんにくなどに、パントテン酸は肉類のレバー、干しシイタケ、ウナギなどに、ビタミンEはナッツ類やウナギ、たらこなどに多く含まれています。
それから、睡眠時間は短すぎても長すぎても体に負担がかかります。できれば夜11時に就寝し、朝は6時半に目覚めるのが理想的。
起床時間が遅くなるほど基礎体温は上昇しやすくなり、それが原因でホルモンバランスを崩すこともあります。
また、寝具の調整が大切。冷えを心配するあまり、暑くても我慢して重い掛け布団のままで過ごす人がいますが、寝ていて汗をかかない、もしくは寒くて目が覚めない寝具がベストです。
もちろん、「基礎体温を測るときは、こうしなければならない」など気にしすぎると、逆にストレスに。そんな時は一時的に計測をストップ°して、気分をリフレッシュしてから再開してもいいでしょう。
低温期と高温期の波形が3カ月間きれいに二相に分かれていれば、妊娠しやすい体になっている証し。
でも、波形が崩れたままの場合だと妊娠しづらく、また、何かトラブルを抱えている可能性もあるので、これらを試してみても変化がないようであれば、計測したデータを持って、一度婦人科で相談してみることをおすすめします。
(ビューティ&ダイエット編集部)
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