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ビートたけし「井戸のファントム」を具現化!自分史上最大作品が完成!!『たけしアート☆ビートSP』

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 ビートたけしが、「今、一番会いたい」アーティストに会いに行き、独自の視点でその魅力の神髄に迫る番組『たけしアート☆ビート』(BSプレミアム)。昨年のレギュラー放送に続き、1月31日(木)にはスペシャル番組が放送される。放送に先がけ、15日に東京都現代美術館で、たけしと現代美術家のヤノベケンジを囲み取材会がおこなわれた。

 今回、訪れた京都造形芸術大学「ウルトラファクトリー」で、ヤノベと学生たちの手を借りて、「自分史上最大作品」の制作に挑んだたけし。果たしてどんな作品が誕生したのか?完成したばかりの作品をたけしが初めて披露。

 作品の構想について「井戸というものは下町では非常に身近だけど、時代とともに変化していった場所です。そういう事を色々考えると、童話の世界になったり、怖いお化けの世界であったりした井戸が、現代では単なるゴミ捨て場になっている事に対して、井戸のファントムが怒って顔を出してきたっていうイメージを、おもしろく表現できたらいいと思って」と明かしてくれた。

 自分史上最大の作品となる「ANGER from the Bottom (地底からの怒り) 」と対面して、「楽しいって言っちゃ変なんだけど、すげーな。おもしろい!アートはおもしろくないとつまらないし。まぁ考えればこの裏に、考えられるシュチエーション、今言った様な事で考えていくと、地球環境とかそういう事も全て含まれているので、実は楽しい動きなのだけど、裏は非常に社会問題でもあるし、一つのロボットが動く事によって、かなり表現されているなと、そう思っています」と感想を述べた。

 ヤノベはこのコラボレーションについて「これはたけしさんのユーモア、ギャグで、このファントムの頭には斧が刺さっているんですが、イソップ童話の「金の斧」の物語を発展させて、欲にかられた木こりが鉄の斧を投げ込んだら、神様が出てこず、さらに池を覗くと斧が刺さって神様が死んでいたという、たけしさんのギャグからきてるんです。やっぱり科学の文明が発達して、人類が神様も殺してしまったんじゃないか。そういうテーマに繋がるたけしさんの独特なギャグを形にしたものでもあるんですね。今回のような、ある種暴力的であるけれど、そこに深い意味がある、人類に対する愛情みたいな物もあるというような形になれたのではないかと思っています」と語った。1月31日(木)の放送をどうぞお楽しみに!

■『たけしアート☆ビートSP』
2013年1月31日(木)21:00~23:00(BSプレミアム)


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