八代亜紀、ニューヨークでの公演決定で「お楽しみはこれからだ!」

歌手の八代亜紀と映画コメンテーターの有村昆が16日、東京・スペースFS汐留で行われた、映画『ジャズ・シンガー』のブルーレイ(18日から3,980円で発売、発売元：ワーナー・ホーム・ビデオ)の発売記念上映会に出席した。

1927年にワーナー・ブラザーズが公開した映画『ジャズ・シンガー』は、映像と音声が1つになった世界初のトーキー長編映画で、今年4月4日に創立90周年を迎える同社のアニバーサリー企画第1弾としてブルーレイ化。

イベントでは、ジャズ・シンガーを目指す青年を描いた物語にちなんで、昨年、小西康陽がプロデュースしたジャズアルバム『夜のアルバム』でジャズ・シンガーとして世界デビューを果たした八代が「フライ・ミートゥー・ザ・ムーン」を含む2曲を熱唱して、集まった観客を魅了した。

有村は「初めて歌が流れて、人がしゃべった記念すべき映画。

当時の人たちの驚いた気持ちになって楽しんで欲しい」とアピールし、映画史上初めてのセリフ“Wait a minute,wait a minute.You ain't heard nothin' yet!(待ってくれ。

お楽しみはこれからだ!)について「台本に無いセリフでアドリブでしゃべったセリフだったんですよ」と裏話を披露。

同社の歴史を振り返り、往年の名作『カサブランカ』や『燃えよドラゴン』などがスクリーンに映し出され、有村がウンチクを語ると八代は「知らなかった～。

とても勉強になりました」と大興奮で、自身の結婚について「私のマネージャーはボディーガードもしてくれてて。

『ボディガード』が公開された日に結婚しました」と映画のエピソードを交えつつ、照れ笑いで明かした。

イベント終了後、報道陣の取材に応じた八代は、3月にニューヨーク・マンハッタンのジャズクラブでの公演が決定しており「まだフワフワしてて心の準備が整ってないけど、ワクワクしてます。

公演までにビシッとしないと」と心境を語り、「『舟唄』をアカペラのジャズバージョンでニューヨークのみなさんに見せようと思う」と意気込んだ。

また、妻の丸岡いずみキャスターとの結婚披露宴を19日に控える有村は「この間、司会の宮根誠司さんと衣装の桂由美さんと最終打ち合わせをした」と話し、「てんてこ舞いだけど、ワクワクしてる」と満面の笑み。

今年、新たなステージを踏む2人は、「お楽しみはこれからだ！」と映画のセリフで会見を締めくくった。

また、有村は15日に亡くなった大島渚監督について「誰もやらないことにあえて挑戦して、問題に踏み込んでいた方。

後に続く人はいるんだろうか？と考えると、大きな人を亡くしたなと残念に思います」と神妙な面持ちでコメントした。

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