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2013年の海外ドラマ業界は犯罪捜査ドラマに期待、より多彩なラインナップで勝負!

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 2012年はハリウッドを代表するヒットメーカーの作品や、ハリウッドスターが出演するタイトルが揃い、その知名度をフックに、海ドラファンの裾野を広げることに成功。また、海外ドラマを多数放送する無料BSチャンネル「Dlife」の開局、スマートフォンやタブレットの普及により増加した動画配信サービスが、海ドラファン増加に貢献した。このように、実りある1年となった2012年の海ドラ市場、2013年はどうなるのだろうか。2013年に日本初上陸する作品を中心に、その傾向を見ていきたい。

<フォトギャラリー>2013年に上陸予定の海外ドラマを写真でチェック!

 ここ数年、アメリカでは犯罪捜査ドラマブームが続いている。それゆえ、「LAW&ORDER」「クリミナル・マインド」「BONES-骨は語る-」「CSI:科学捜査班」といった様々なタイプの犯罪捜査ドラマが人気を博し、さらに、毎年たくさんの犯罪捜査ドラマがスタートしている。そのような背景もあって、日本にも多くの犯罪捜査ドラマが入ってくる。

 なかでも注目したいのが、ジェリー・ブラッカイマー製作総指揮の「DARK BLUE/潜入捜査」 (スーパー! ドラマTVにて2月より本放送スタート)と、ダーク・サスペンス「GRIMM/グリム」(2013年ジェネオン・ユニバーサルよりDVDリリース予定)の2作品だ。「DARK BLUE~」はブラッカイマーらしく、アクションシーンが満載。先の読めない展開とともに、興奮を約束する。一方の「GRIMM」は「赤ずきん」「青ひげ」「ハーメルンの笛吹き男」等のグリム童話をモチーフに、グリム童話を記したグリム兄弟が先祖という主人公の刑事が謎解きをしていく1話完結の物語で、ホラー要素がたっぷり。「スーパーナチュラル」「フリンジ」「ウォーキング・デッド」などのホラー系タイトルが人気となっているだけに、ヒットが期待できそうだ。

 犯罪捜査ドラマ以外で注目したいのが、SF・ファンタジー作家ジョージ・R・R・マーティン原作の同名ファンタジー小説を原作とした「ゲーム・オブ・スローンズ」(スター・チャンネルにて1月27日本放送スタート)、「LOST」のJ.J.エイブラムスと「スーパーナチュラル」のエリック・クリプキ製作総指揮のSFサバイバル・アドベンチャー「レボリューション」(NOTTVにて1月8日スタート)、ケヴィン・コスナーとビル・パクストンの名優2人が共演する歴史ドラマ「宿敵 因縁のハットフィールド&マッコイ」(WOWOWにて1月1日放送スタート)という超大作3本。米ドラマだからこそできる豊富な制作資金を武器に、映画並の迫力の映像が実現している。

 不況ということもあり、年々、新番組継続が難しくなる米ドラマ業界。そこを勝ち残って日本に上陸するのだから、面白くないはずがない! 2013年の海外ドラマ市場は、多彩なラインナップで多くの人を惹きつけそうだ。

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