22日公開の映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』のプレミアム試写会が17日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、主演の堺雅人をはじめ菅野美穂、尾野真千子、柄本佑、要潤、桐山漣、郭智博、永江祐貴、三浦貴大、宮藤官九郎、西田敏行、金子文紀監督が出席した。
2010年10月に劇場公開し、誰も見たことがない男女逆転の世界が話題となった映画『大奥』。
その続編プロジェクトとしてTBS系で放送された連続ドラマに続き、いよいよ劇場版が公開される。
本作は、江戸時代で最も華やかな元禄期を背景に、世継ぎ問題に端を発し陰謀と愛憎が渦巻く”男女逆転 大奥”で、京より富と名声を求めて大奥入りした右衛門佐(堺雅人)と、徳川の血筋を絶やさないという責務を負わされた5代将軍徳川綱吉(菅野美穂)との、儚くも美しい究極の愛の物語を描く。
主演の堺雅人らキャスト陣が、劇中で着用した和服姿でレッドカーペットに登場。
その後は舞台あいさつが行われ、堺は「華やかな元禄の時代を描いた作品にふさわしい華やかな場所でこうやって皆さんにお会いできることを心より楽しみにしていました」と感慨深げで、劇中で演じた右衛門佐は、野心を胸に大奥のトップまで上り詰めるが、「野心がないものですから、ありったけの野心を振り絞ってやらせてもらいました」と振り返った。
将軍徳川綱吉役の菅野は劇中で多くの美男に囲まれるが、「私が演じた綱吉は、魔性のようでもあるし、真っ直ぐで天真爛漫でもあります。
将軍としての男性的な面も持ち、わかりやすく言えば壇蜜さんみたいな役でしたね」と例えて会場は大爆笑。
また、菅野扮する綱吉の父・桂昌院を演じた西田敏行は「”菅野美穂”という女優の感性が素晴らしく、現場ではキラキラしていましたよ。
菅野さんとご一緒していろんな刺激を受けましたね」と菅野を絶賛し、演じた桂昌院については「役者のキャリアの中でも数少ない濡れ場もあるんです。
40年やっているんですけど、3回しかない濡れ場を尾野真千子さんとやらせてもらいました。
本当にありがとうございます!」と大喜びだった。
映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は、12月22日より全国公開。
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