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マット・デイモン、「ボーン」シリーズを卒業したつもりはないと明言

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 最新作「Promised Land」の全米公開を控えるマット・デイモンが、「ボーン」シリーズの現状をDeadlineに語った。

 「ボーン・アイデンティティー」に始まる「ボーン」シリーズは、第3弾「ボーン・アルティメイタム」で完結している。その後、スピンオフとしてジェレミー・レナー主演で「ボーン・レガシー」が製作されたものの、デイモン自身は同シリーズを卒業したつもりはないという。

 「ボーン・スプレマシー」と「ボーン・アルティメイタム」を手がけたポール・グリーングラス監督がメガホンをとること、続編を製作するに値する物語であること、という2つの条件をクリアすれば、いつでも復帰する用意があるというのだ。ただし、「ボーン・アルティメイタム」のエンディングで記憶に関する重大な展開を見せているため、その後のストーリー構成について、グリーングラス監督とデイモンには見当がつかないというのが現状だという。

 デイモンは、密かに「ダークナイト」「ダークナイト ライジング」の脚本を執筆したジョナサン・ノーランに助言を求めたものの、ノーランもいいストーリーを思いつくことができなかった。同シリーズのファンにとっては待ち遠しい限りだが、続編映画が量産されるなかで、デイモンの頑なな姿勢は称賛に値する。

 「Promised Land」は、デイモンが俳優のジョン・クラシンスキーと共同で脚本を執筆した作品。ガス採掘のために小さな街を訪問したセールスマン(デイモン)が、人生を変える出来事を体験するというストーリー。「グッド・ウィル・ハンティング」のガス・バン・サントがメガホンをとる。

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Photo by Michael Stewart/WireImage

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