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武井咲&松坂桃李主演映画テーマソングで話題のMAYS、新曲への想い・結成秘話を語る モデルプレスインタビュー

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武井咲と松坂桃李が主演を務める純愛映画「今日、恋をはじめます」(現在公開中)。“恋する音楽映画”と銘打たれた同作のテーマソングには、Perfume、中島美嘉など12組の豪華アーティストが集結し、シーンに沿った楽曲で映画を盛り上げている。そんな中、2人の思いが通じる重要なシーンに抜擢されたのが男女二人組ユニット・MAY'Sの新曲「ダイヤモンド」。モデルプレス独占インタビューにて、新曲に込めた想いやユニットの結成秘話などをたっぷり語ってくれた。

【さらに写真を見る】私物アクセも公開!クリスマスカラーのキュートな衣装を着こなすMAY'S

◆等身大の歌詞が魅力のMAY'S 新曲のテーマは“自分の気持ちが届いた瞬間”

― 新曲「ダイヤモンド」は映画「今日、恋をはじめます」のテーマソングとして書き下ろしされたということですが、最初はどのようなオファーがあったのでしょうか?

片桐舞子(Vocal、以下片桐):私たちの場合、映画がもうほとんど出来上がっている中で、このシーンに合う曲を書き下ろしてくださいという形でお話をいただきました。今までもドラマやアニメの主題歌でという形はありましたが、画ができていたり、流れる箇所が決まっていたりするのは珍しいですね。でも最高のラブ・ソングを書いてくださいということだったので、MAY'Sらしい曲を書けばいいのかなっていう気持ちで取り組ませてもらいました。

河井純一 a.k.a NAUGHTY BO-Z(Produce/Composer、以下河井):通常は脚本を渡されて、まだ画ができてない状態からイメージして作るんですが、今回はもう画がある状態だったので、どちらかと言えばやりやすかったですね。

― 片桐さんが書くリアルで等身大な歌詞がたくさんの女性の支持を得ていますが、今回はどのようなテーマで歌詞を書かれたのでしょうか?

片桐:映画の中では男女2人の気持ちが通じ合う瞬間に使われるということで、本当にハッピーな曲がいいんです、というお話だったんです。だから、“好きな人と付き合ったまさにその日、自分の気持ちが届いた瞬間”というものをテーマにしていますね。今回は歌詞の中にそこまで具体的な行動は入れていないので、実体験というよりも、自分自身が好きな人と付き合えたその日の夜はどんなことを考えるだろう、どんなふうに相手のことを思うだろう、と考えながら書きました。

― 普段はどのようにして歌詞を書かれているんですか?

片桐:私はけっこう「書こう!」と思って歌詞を書くタイプです。テーマ探しやアイディア探しのほうが時間がかかるので、曲のテーマが決まってからはわりと早いですね。基本的にはトラック、メロディ、歌詞っていう順番で作っていくんですが、そこはけっこう臨機応変にやっています。トラック先行で作ってもらったものに対してイメージで歌詞を付けていくこともあれば、「こういう曲やテーマの歌詞にしたい」という話をしてからトラックを作っていくこともあります。

― 劇中でPerfume、中島美嘉さんらジャンルの異なる12組のアーティストとの共演することについては、どう思いましたか?

片桐:いち視聴者として、単純にすごくおもしろいなと思いました。ひとつの映画の中でいろんなアーティストの曲がシーンに合わせて流れてくるので、見ていてほんとに楽しいな、と。原作漫画も読ませていただきましたが、本当に女の子がキュンキュンするラブストーリーだなと思って、いいなって(笑)女子はみんな松坂桃季くんにキュンキュンして、男子はみんな武井咲ちゃんにキュンキュンするはずです。

― 松坂桃李さんは劇中で“ドSキャラ”を演じていますが、ああいった男性はいかがでしょうか?

片桐:いやぁ、単純にかっこよかったです。映画自体もクリスマス前のシーズンにぴったりですし、付き合うちょっと手前の男女で見に行ったら、そのままの勢いとテンションで付き合っちゃうんじゃないかな。

◆第一印象は「絶対仲良くなれない」 意外な結成秘話とは

― 片桐さんはご両親が民謡の師範で、ご自身も小さい頃から民謡を学ばれてきたそうですね。それが現在のパワフルな歌い方のルーツになっていたりするのでしょうか?

片桐:やっぱり知らないうちに身に付いているものがあるんだろうな、とは思います。歌としてはジャンル分けしているので、今の歌に民謡がダイレクトに影響しているかというと必ずしもそうではないと思いますが、民謡は全般的にパワフルな声で歌うものなので、声の出し方などの基礎の基礎の部分は、小さい頃に歌っていたものが活きているのかなぁ、と。

― 男女二人組ユニットというのは比較的珍しいのかなと思うのですが、どのような経緯でMAY'Sを結成することになったのでしょうか?

片桐:専門学校の同じクラスで、前後の席順だったんです。もともと10人ぐらいの仲が良いグループで遊び仲間だったんですけど、河井くんは地元の友だちとずっとバンドをやっていて、けっこうな“ロッカー”だったんですよ。だから遊ぶは遊ぶんだけど、課題提出や曲を作って出すときには他のメンバーとあまり群れない感じで一匹狼的な位置を確立していたんです。「河井くんていつも一人で作っててスゴイよね」みたいな(笑)。でもある日突然バンドが解散して、彼が相当ヘコんでいて。途方に暮れている河井くんに、私から「課題提出一緒にやる?」って声をかけて、学校のテストのために結成したのがMAY‘Sなんです。

― なるほど、そんな経緯があったんですね。お互いの第一印象は覚えていますか?

片桐:絶対仲良くなれないだろうな、と(笑)。金髪ロン毛で、上下白いジャージで青いサングラス掛けて学校に来てましたからね。

河井:はい、そうでしたね…。中学ぐらいからギターで作曲してました。最初は「モテたい」っていう不純な動機でしたね(笑)。

― 長らく一緒に活動してきた中で、お互いに恋愛感情が湧いたりしたことはないのでしょうか?

片桐:男女ペアだからやっぱり鉄板なんですかね、よく聞かれます。でも残念ながら…ねぇ。

河井:浮いた話ないですね。

片桐:でも人間としてはお互いすごく好きだと思います。私は彼のブレないところ、マイペースなところが好きですね。

― 辛い時などにお互いに勇気づけたりしたことはありますか?

片桐:私は去年喉の手術をしたので、その時はやっぱりすごく助けられましたね。手術を決めるときも、「そろそろ手術したほうがいいよ」って彼が一言言ってくれたおかげで踏み切れた部分があったんです。きっかけを与えてくれたし、本当に勇気づけてもらいましたね。

河井:地味なんですけど、すごく覚えていることがあって。僕らは今年で結成10年目なんですが、メジャーデビューするまでインディーズで6年ぐらい活動していたんです。当時はお金もなくて苦労していたので、僕の食生活はカップ麺が中心だったんですよ。そんな時に舞子が「ご飯を作ってあげるよ」って言って、水炊き作ってくれたんだよね。もちろん舞子もそんなに裕福ではなかったので、白菜が9割の水炊きを2人でつつくっていう。久しぶりに手作りの飯が食べられてうれしかったですね。僕らはオーディションをきっかけに結成したわけじゃなくて、学生の時から苦楽を共にしているので、その時代の恩の貸し借りが絆になってるのかなぁ、と思います。

― お二人のマイブームがあれば教えてください。

河井:わりと多趣味ですね。料理も好きだし、カメラとか、バイクとか…おもちゃも好きでブロックのレゴとかすぐ集めちゃうんです。

片桐:昔から私になんでもプレゼンしてくるんですよ。でも一番一緒にいるので同じ趣味を持つと共有できるから、確かに理にかなっているんですよね。私は自分から何かにハマることは多くないんですが、なんでも楽しめちゃうタイプです。あとはスカイダイビング!今年やってみてすごくおもしろかったので、もう一回トライしたいですね。高くて開放感があるところがダメなはずなんですけど、あそこまで行っちゃうともうそれを超越していて楽しかったです。

河井:実は舞子の誕生日の日にサプライズをしまして。スタッフ皆で協力して行き先を伝えずに彼女を誘拐したんです。で、着いた先でいきなりスカイダイビングっていう。ちなみに僕は頑なに拒否しました(笑)。

片桐:そういうところあるんですよ!自分の趣味には引きこむくせに、私が何をプレゼンしてもあんまり感化されない。

◆結成10週年目を迎えたMAY'S からのメッセージ

― 今年1年はお二人にとってどういう年でしたか?

片桐:活動休止から復活して、MAY'Sとして曲もリリースできたし、ツアーもまわれた。自分にとっては“活動再開”が一番うれしいことでしたね。復帰してすぐの頃に比べて、どんどんどんどん声の調子も良くなってきているし、伸び伸びと歌わせてもらった一年だったなと思います。

河井:結成10周年に活動再開ということで、色々と節目の年になったかなと思います。

― 間もなく恒例のクリスマスライブ(12月24日@恵比寿The Garden Hall)が開催されるそうですが、意気込みを教えて下さい。

片桐:私たちはインディーズの頃からほとんどカバーをやったことがないんですけど、クリスマスライブだけはクリスマスに因んだ曲をカバーするんです。前回は街なかで絶対に耳にするクリスマスソングをメドレーで歌ったんですが、今年も色々な人気アーティストの方たちの楽曲のカバーをやらせていただきます。それに普段のイベント出演やツアーはDJスタイルでやっているんですが、クリスマスライブだけは毎年生バンド編成。年に1回の特別なMAY'Sを見ていただけると思うので、当日は楽しみにしていてください!

― 来年2月に発売されるベストアルバムの聴きどころを教えて下さい。

片桐:今までリリースしてきたシングル曲や、リアルなファンの声を反映した人気曲がぎゅっと詰まっているので、本当に聴きやすいアルバムになっていると思います。まだMAY'Sを聞いたことがない人にもたくさん聞いてもらえたらうれしいですね。

河井:河井:ベストは初回盤が3枚組なんですが、1枚目はシングル全曲、2枚目はカップリングの名曲やアルバムの名曲が17曲ずつ、3枚目は今までのMUSIC VIDEO全て、規格ギリギリまでたっぷり収録されています。インディーズ時代の2005年からの曲が入っているので、これを聞いてもらえるだけでMAY'Sのすべてがわかってもらえるかなと思います。

― 最後に、夢に向かって頑張る女性たちにアドバイスやメッセージをお願いします。

片桐:やっぱり何事も続けることが大事で、挫けそうになっても頑張って続けることで、新しい別の道が見えたりするんじゃないかなと思っています。私たちも続けてきたことが一番の力になって、自分たち自身の支えにもなっています。続けることが一番大変だけど、続けない限り絶対に先はないので。

河井:勘違いでもいいから、自分は負けていない、できているんだっていう自信を持つこと。自己暗示をかけることで、それが大きな力になることもあると思います。

― ありがとうございました。

くるくると表情を変えながらで彩り豊かに言葉を紡ぐ片桐と、多くを語らずともその冷静さと人柄の温かさが感じられる河井。今回のインタビューを通じて、人々の心を掴むMAY'Sの歌の裏側にある2人の強い絆を垣間見ることができた。結成10年目を迎え、更なる飛躍を続けるMAY'Sからますます目が離せない。(モデルプレス)

■MAY’S X'mas Special Live「SING SING SING!!!2012」
【開催日程】2012年12月24日(月・祝)
【開催会場】恵比寿The Garden Hall
【時  間】open17:30/start18:30
【チケット】All Standing ¥5,000(税込)※ドリンク代別 ※整理番号つき
チケット発売中!!

■MAY’S「BEST 2005-2013」
発売日:2013年2月13日

<DISC1>
1.My Everything
2.Daydream
3.KISS ~恋におちて…冬~
4.I WISH
5.I LOVE YOUが言えなくて
6.ONE LOVE ~100万回のKISSでアイシテル~
7.永遠
8.星の数だけ抱きしめて
9.遠くへ ~Spread Your Wings~
10.SUPER SONG
11.君に届け...
12.WONDERLAND
13.BONDS
14.今宵、月の下で feat.上妻宏光
15.SKY
16.Smiling
17.ダイヤモンド

<DISC2>※初回盤のみ
1.Sha la la...
2.REAL
3.Roots Of Mine
4.Appreclation
5.Teddy’s Story
6.LOVE SONG ~今なら言えるよ~
7.梢
8.さよなら、ありがとう。
9.MaMa(2009)
10.線香花火
11.あなたが好きです。
12.JULY(Album Version)
13.LOVE(New Version)
14.せつなさをとめて
15.True Love Story
16.I Remember You
17.日曜日の歌

<DVD>※初回盤のみ
1.REAL
2.My Everything
3.Daydream
4.KISS ~恋におちて…冬~
5.I WISH
6.I LOVE YOUが言えなくて
7.ONE LOVE ~100万回のKISSでアイシテル~
8.恋をしてた ~Say Goodbye~with May J.
9.星の数だけ抱きしめて
10.遠くへ ~Spread your Wings~
11.君に届け...
12.WONDERLAND
13.BONDS
14.SKY
15.Smiling
16.ダイヤモンド
17.True Love Story
18.せつなさをとめて


■MAY’S プロフィール

○片桐舞子 Vocal
誕生日:5月31日
血液型:A型
出身地:群馬県桐生市
趣味:読書、買い物、ゲーム
特技:寝言で会話、日本舞踊、民謡
夢:「アリエルになること。でも、魔法使いになる夢も捨てられません。。。」

○河井純一 a.k.a NAUGHTY BO-Z Produce / Composer
誕生日:5月7日
血液型:O型
身長:173cm
出身地:埼玉県入間市
趣味:ドライブ、ゲーム、ガンダム集め
特技:バスケ、バック駐車、しゃっくりを一回で止める
夢:「美味しいご飯をお腹いっぱい食べたいです。」

ボーカルの片桐舞子は群馬県出身、片桐会片桐流民謡の家元。両親ともに師範という、唄と日本舞踊のサラブレッドである。本格派R&Bの一面と極上POPSの一面を兼ね備えた、類い稀なユニット。トラックメイカーの河井純一がこだわる「本物の真似事ではなく、あくまでも“日本人のための音楽”」というテーマは、ジャンル・性別・世代を超え、日本人の心の琴線を振るわせている。飾らずに直球で伝える片桐舞子の歌詞は、全世代の女性層から圧倒的な支持を受けている。

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