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Android 4.1を搭載した GALAXY S III α 発売日前日!最速レビュー

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 世界的にも人気のAndroid スマートフォン「GALAXY S III」の新機種がまたもや登場する。NTTドコモの2012年冬モデルとして12月5日発売予定の「GALAXY S III α SC-03E」だ。「GALAXY S III α SC-03E」は、今年6月にNTTドコモから発売された「GALAXY S III SC-06D」をベースに改良が施されており、操作性や利便性をそのままにさらにパワーアップしたモデルとして期待も大きい。今回は発売前の「GALAXY S III α SC-03E」をお借りすることができたので、その使い勝手などを紹介していこう。

本体カラーはシックな2色で展開、本体サイズは現行モデルと同じ
 本体カラーはチタニウムグレーとサファイアブラックの2色展開で、現行機の「GALAXY S III SC-06D」のマーブルホワイトやペッブルブルーと比較すると、シックなカラーリングとなっている。本体の形状、カメラとボタンの位置、サイズや重さは現行機と同じで「GALAXY S III SC-06D」用として既に発売されている液晶保護フィルムや保護ケースなどはそのまま使えそうだ。保護ケースは数種類試してみたが、問題なく装着することができた。人気機種だけに保護ケースのバリエーションが多いのもうれしいポイントだろう。

クアッドコアCPU搭載、Xi 受信時最大100Mbpsサービスに対応し、より高速で快適なマシンに
 「GALAXY S III α SC-03E」の一番の注目ポイントは、搭載CPUが1.6GHzクアッドコアになったことだろう。現行機「GALAXY S III SC-06D」が1.5GhzデュアルコアCPUでもかなり快適に動作していたことから、今回クアッドコアCPUになったことによる違いがどうなのか気になるところだ。現行機である「GALAXY S III SC-06D」を常用している筆者が、実際に「GALAXY S III α SC-03E」を操作してみたところ、体感値として気がつくスピードの変化では、アプリの起動やWebブラウジングのスピードやスクロールが速くなったことだ。現行機でも特にストレスのない動作だったのだが、一度「GALAXY S III α SC-03E」を使ってしまうと、その快適さに驚いた。クアッドコアCPUになったことでバッテリーの消費が早くなってしまうのではという懸念もあったのだが、CPUによる消費電力も抑えられているようで現行機と比較しても気になることもなかった。
 また、「GALAXY S III α SC-03E」について特筆するべきは、NTTドコモのLTEサービス Xi(クロッシィ)の受信時最大100Mbpsに対応したことだ。まだ現時点では対応エリアが一部の地域に限られているが、対応エリアであれば「GALAXY S III α SC-03E」の体感速度がさらに向上するだろう。

Android 4.1を搭載、さらにマルチウィンドウやブロックモードが新たに追加されて使い勝手も向上
 ソフトウェア面では、まず現行機がAndroid 4.0だったのにたいして、「GALAXY S III α SC-03E」は最新のAndroid 4.1となったことが大きなポイントだ。Android 4.1になったことで、ホーム画面でウィジェットのサイズが変更できるようになり、通知画面の表示がより大きくなったことで、メールのサマリー表示や画像の共有が通知画面から直接できるようなるなど、OS自体の細かな使い勝手がよくなっている。
 また「GALAXY S III α SC-03E」には「マルチウィンドウ」、「ブロックモード」、「スマートローテーション」などの新機能が新たに追加され、使い勝手が向上している。
 「マルチウィンドウ」は、本体の戻るボタンを長押しすることで画面左側に表示される”マルチウィンドウメニュー”から2つのアプリを選ぶことで、一画面に2つのアプリを立ち上げることができる機能だ。Webブラウザで調べて見つけたお店の情報を見ながら、Google Mapでお店の場所までのルート検索をしたり、動画を見ながらSMSで友達とやりとりしたりすることができる。
 「ブロックモード」は、電話やメールの着信や通知を指定した時間帯に音が鳴らないようにしておくことができる機能だ。睡眠時間や会議や授業などの時間帯に設定しておけば、電話やメールに邪魔されることがない。また許可リストの連絡先を設定しておけば、特定の相手からのみ、着信通知をONにすることもできるようになっている。この機能が意外と便利だ。
 「スマートローテーション」は、寝転がってスマートフォンを見ていると端末の画面が横向きになってしまうことを防止する機能で、本体前面のカメラで顔の向きと端末の向きを認識して画面の自動回転を無効にする仕組みになっている。

 今回は「GALAXY S III α SC-03E」について、主に現行機である「GALAXY S III SC-06D」から変更された点や追加された機能を紹介してきた。是非店頭でその使いやすさを実際に体験してほしい。なお、明日12月5日に「GALAXY S III α SC-03E」発売した後も、現行機である「GALAXY S III SC-06D」は併売していくことになっているので、気に入った機能や本体カラーの好みなどでどちらを買うか選んでもよいのではないだろうか。どちらを選んでも使いやすい端末に間違いない。(エキサイトニュース編集部)
「GALAXY S III α SC-03E」の本体カラーはチタニウムグレーとサファイアブラックの2色。写真はチタニウムグレー。
「GALAXY S III α SC-03E」に搭載された「マルチウィンドウ」機能。一画面に2つのアプリを同時に立ち上げることができるので、Webブラウザでお店の情報を見ながら、Google Mapでお店の場所までのルート検索することができる。

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