「トワイライト」を狙った、コロラド映画館銃乱射事件の模倣犯が逮捕される

　まだ記憶に生々しく残っている6月20日にコロラド州オーロラの映画館で起きた「ダークナイト　ライジング」上映中の銃乱射事件の模倣犯が逮捕されたとのニュースがCBSニュースにより明らかになった。

米で「ダークナイト ライジング」上映館に銃持ち込み、男が逮捕

　今回の舞台になったのは、ミズーリ州ボリヴァー。逮捕されたのは20歳のブレイク・ラマーズで、母親の通報により、映画館に行く前に所轄の警察によって逮捕されたとのこと。

　法廷でラマーズは12人死亡、58人負傷の銃乱射事件を起こしたコロラドのジェームズ・ホームズと「多くの共通点がある」と供述しており、無口で、どちらかといえば孤独好きで、拳銃を購入したのも、大量殺人の衝動があることも誰にも話さなかったと言っているという。

　標的とされたのは先週末に全米公開された「トワイライト・サーガ／ブレイキング・ドーン Part 2」の観客だったというが、実行されていたら多くの犠牲者が出たに違いなく、大変恐ろしい。また、彼は以前にもスーパーマーケットチェーン店K-martで同様の事件を起こしていた。

　いずれにせよ、未然に防げ、被害者が一人も出なかったことが、幸いな事件である。（後藤ゆかり）

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