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酒井法子が女優復帰会見 - 涙を見せ「頑張ってる背中を見せられるように」

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女優の酒井法子が24日、都内で、舞台『碧空の狂詩曲~お市の方 外伝~』の記者発表会を兼ねた女優復帰会見を行った。

酒井は、2009年に覚せい剤を所持・使用したとして覚せい剤取締法違反で逮捕され、芸能活動を休止。

その後の裁判では、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。

台湾など海外メディアを含む約200社が駆け付けた復帰会見の会場に、ベージュのニットワンピースで登場した酒井は、無数のフラッシュを浴びながら「女優の酒井法子です。

よろしくお願い致します」と深々と頭を下げた。

酒井は、会見前日の23日で執行猶予期間が明け「長く辛い日々ではありましたが、色んな方に支えられて今日という日を迎えられました。

本当に一人ひとりの温かい愛がこの瞬間につながってると思うので、感謝の気持ちでいっぱいです」と話し、「みなさんの信頼など失ったものはたくさんありますが、どん底の中でも手を差し伸べてくれた人がいたということを忘れずに、しっかり生きていきたい」と言葉を選びながら心境を語った。

手足に彫っていたタトゥーも消したことを明らかにした酒井は「(覚せい剤を)絶つことに苦しんだことはありません。

今は微塵もそういう気持ちになりませんし、真っ直ぐ前を見て生きていく気持ちしかないので、ご心配なく見守って欲しい」と語り、事件直後に逃亡したことについて聞かれると「気が動転してしまって、ただただ怖くてあんな行動をした。

今は認識の甘さを実感して反省しています」と答えた。

また、同じく覚せい剤取締法違反で逮捕された元夫に関して「私は会っていませんが、子どもの気持ちを尊重したいので、子どもが会いたい時は会わせてあげたい」と話し、「息子はいつも『ママ頑張りなよ』と言ってくれる。

私は彼の見えない大きな傷を一生かけて償っていかなければならないと思っているので、頑張ってる背中を見せられるように一生懸命生きたい。

大切なものを傷つけることの無い自分でありたいです」と涙を浮かべる場面もあった。

当初は芸能界引退を視野に入れ、介護の仕事をやりたいと、2010年に創造学園大学に入学したが「自分が生きていくすべを見つけるために必死で学んでいました。

その学びの中で表現者としての役割の素晴らしさを改めて感じ、もう一度女優をやりたいという気持ちが大きくなっていった」と女優復帰への思いを打ち明け、「この3年間の中で『法子頑張れよ』と思って下さっていたので、この日を一緒に喜んでくれていると思う」とファンへの言葉も。

報道陣に今の気持ちを”のりピー語”で表すと? と振られると、「言って良いんですか?……ありがちゅう。

マンモスうれピーです」と戸惑いつつも、笑顔を見せた。

また、女優復帰作品の舞台『碧空の狂詩曲~お市の方 外伝~』(12月15日より東京・渋谷の文化総合センター大和田さくらホールで上演)について「私がやっていいのかという気持ちもありましたが、ただただうれしく心の底から感謝の気持ちと言葉しかありません。

毎日、一分一秒の瞬間をかみしめながら、すべてを出し切って演じたい」と真摯に意気込みを語ると、同席した共演の今井雅之は「ほんまに反省してるし真剣さを感じた。

3年間、”戦国時代”を過ごして来た酒井を見に来てください」とアピールした。

【拡大画像を含む完全版はこちら】



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