アメリカのインディペンデント映画が、劇場公開と同時にビデオ・オン・デマンド配信をするケースが増えていると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
この流行を生み出したのは、キルスティン・ダンストらが出演するダークコメディ「Bachelorette」。同作は、今年8月に全米公開と同時にビデオ・オン・デマンドでの配信を開始。これまでに興行収入41万8000ドルに対し、ビデオ・オン・デマンドからは550万ドルの収益を得ている。以前は、劇場公開作品がレンタルビデオやビデオ・オン・デマンドで鑑賞するには3カ月待たなければならなかった。
しかし現在は、劇場映画の広告費がアップしている上に、DVDのセールスが落ち込み、シネコンでは大作映画ばかりが上映されているため、インディペンデント映画は不利な立場に追い込まれている。
一方で、ビデオ・オン・デマンドは、劇場公開に比べて収益は少ないものの、黒字になる可能性が高いという。そのため、2009年から2011年のあいだに劇場公開とビデオ・オン・デマンドを同時に行う映画作品が3割アップ。今年は、さらに68%増えているという。スタジオがアメコミ映画や続編を連発するなか、低予算映画はビデオ・オン・デマンドに活路を見出すしかなさそうだ。
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(C)2012 Strategic Motion Ventures, LLC
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