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海外で通じない和製英語たち!

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コンセントやサンドバッグ、ガソリンスタンドといった言葉は、実は日本で作られた日本独自の「英語風」の単語たち。いわゆる和製英語というものです。なので、海外で使うと通用しない上に恥ずかしいことになってしまう可能性があります。

そこで今回は、海外で思わず使ってしまいがちな和製英語の数々を紹介します。これらを覚えておけば、海外で現地の人に「???」と思われないはず!



●アパート
英語のアパートメント(apartment)を略した和製英語。apartというのは離れて、別々に、という意味の言葉なので、このまま使うとトンチンカンなことになります。

●アルバイト
元はドイツ語の「Arbeit」から作られた和製英語。英語圏で「アルバイトしたいんですけど!」みたいなことを言うと「あ?」ってなりますので注意。

●イメージダウン
英語のイメージとダウンをつなげて作られた和製英語です。イメージがダウンするから、という実にお手軽な作ですが、当然海外では使えません。身ぶり手ぶりがあると伝わるかも(笑)。

●オーダーメイド
これも「注文する」と「仕立てる」という英語をつないだ和製英語です。英語では「custom-made」(注文品の~)と言うので覚えておきましょう。

●オーブントースター
こちらもオーダーメイドと同じように、「オーブン」と「トースター」をつなげた和製英語。英語では「toaster oven」というので若干惜しいです。

●カセットテープ
英語では「audiotape」と言います。カセットテープというのは日本独自の呼び方なので海外では相手に伝わらないかもしれないですね。

●クラクション
英語では「horn」。なぜ日本だけクラクションと言うようになったかは、日本ではクラクソンというフランスの自動車メーカーの製品が有名だったため、いつのまにかクラクソン⇒クラクションと呼ばれるようになったそうです。

●ゴールデンウィーク
ゴールデンウィークとは、日本の映画会社によって作られた宣伝用語ですので、海外ではまったく通じません。もちろんシルバーウィークもしかり(笑)。

●サインペン
サインをするペンだから、という和製英語。ぺんてる株式会社の商標でもあります。海外では「marker」というので購入する際は言い間違えないようにしましょう。

●ジェットコースター
ジェット機のように加速していくコースターということで日本ではジェットコースターと呼ばれていますが、英語では「Roller coaster」と言います。海外でも通用しそうな雰囲気のある言葉ですがNGですよ。

●セレブ
"celebrity"という英単語を短くした和製英語です。日本ではお金持ちという意味合いでよく使用されていますが、本来「celebrity」は「有名人」という意味なので少し使い方がおかしくなっていますね。

●タレント
日本では芸能人を指す意味で使われていますが、本来タレントとは「才能」という意味なのです。海外では芸能人のことを「celebrity」や「TV personality」、または「TV star」などと言います。和製英語というより、使い方が違っているケースですね。

●テンション
日本では気分が良い時にハイテンション、落ち込んでいるときはローテンションといった感じに使われていますが、テンションとは本来「緊張」などという意味なのでテンションがハイだと逆に心配になります。これも本来の意味とは逆になってしまう和製英語といえますね。

●トランプ
英語圏ではトランプ(trump)は切り札という意味で、カード自体を指すものではありません。海外でトランプで遊びたい場合は「playing cards」や「cards」と呼びましょう。

●フェミニスト
これは海外で使うと恥ずかしい思いをしてしまう和製英語。フェミニスト(feminist)は海外では女性解放論者や女性運動家という意味なので、男性がフェミニストということはまずあり得ません。

●ポテトフライ
ポテトをフライ(揚げる)からという意味で作られた和製英語。英語ではフレンチフライ(French fries)と言います。ポテトフライやフライドポテトと言うと、じゃがいもが丸ごと1個揚げたものが出てくるので注文する際は注意を(笑)。

以上、海外では通用しない和製英語たちでした!

どれも一見すると、英語を単純にカタカナ表記にしているだけに思えますよね。特にオーダーメイドやセレブ、ポテトフライなんかは英語そのままのような感じがしますよね。実際は海外ではちーっとも通用しませんが(笑)。旅行や仕事で海外を訪れる際は、うっかりこれらの和製英語たちを使ってしまわないよう気をつけましょうね!

(貫井康徳@dcp)

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