世界中で目撃されている……と言われているUMA(未確認生物)。いる証拠もいない証拠も定かではないため、世界中の研究者やオカルト好きが長きに渡りその姿を研究し、その姿を追っています。
今回は、そんなUMAの中でも代表的なものをいくつか紹介。好奇心に満ちたオカルトへの入り口になれば幸いです。
■海外のUMAたち
●ネッシー
20世紀最大級のミステリーと言われる、もはや説明不要なくらい有名なUMA。1933年にイギリスのネス湖という湖で目撃された、と言われている未確認動物。目撃談の中で、首長竜のような形をしていると言われており、想像図でもそのような姿で描かれている。現在までに本物、いたずら、チョウザメなどさまざまな説や見解が発表されているが、真相はいまだ謎。日本にもイッシーやクッシーなどのよくわからない生き物が目撃されている。
●ビッグフット
こちらも世界的に有名なUMA。大型の猿人のような姿をしていると伝えられており、アメリカ・カナダの山中での目撃例が多い。目撃情報だけでなく、ビッグフットが写っているとされる写真や、ビッグフットがビデオカメラに向かって振り返る姿が収録された『パターソン・ギムリン・フィルム』と言われる映像などさまざまな証拠が残されている。ちなみに雪男もビッグフットの一種と言われている。
●シーサーペント
巨大な海蛇のような姿をし海に生息すると言われている未確認動物。その歴史は古く、旧約聖書などにもその記述があったり、古代の伝承などにも登場する。近代では1900年代の初めにドイツの潜水艦の乗務員が目撃した、1950年代にイギリスで目撃された、などの目撃情報が出回っているが、真相は定かではない。しかしながら海洋生物の研究には未知の部分が多いことから、実際に存在している可能性も指摘されている。
●スカイフィッシュ
1995年にその存在が確認されたと言われている、比較的新しいUMA。細長い棒状の形をし、時速300キロ近い速度で空中を飛んでいるとされている。とあるビデオ映像の編集者が、撮影した映像を編集している際に、空中を高速で飛行する生き物を発見したことで、一躍有名になった。飛行中に昆虫がカメラに写りこむモーションブラー現象だという指摘や、小型宇宙船説、プラズマであるという説などいまだに議論が続けられている。
●フライング・ヒューマノイド
空を飛ぶ未確認生物の一種。人間のような形をしていることからフライング・ヒューマノイドと呼ばれている。世界中で目撃されているUMAだが、なぜかメキシコでの目撃例が多く、写真や映像としても多数記録されている。最新鋭の飛行兵器であるという説や、宇宙人説、また、否定派の意見では鳥や虫、気球や風船とい説があるが、やはり定かではない。
●モスマン
巨大な蛾のような羽と顔を持つ人型の未確認生物。1966年にアメリカのウェストバージニア州で目撃されたのが最初とされている。その後、同年に複数の目撃情報が出たため、騒動となった。目撃談によると、赤い目を持ち、自動車並みの速度で空を飛ぶという。鳥類だという説もあるが、鳥にしてはあまりにも大きな姿が目撃されているため、その説は否定されている。ほかには宇宙人のペット説なども唱えられているが、やはり真相は定かではない。
●チュパカブラ
赤い大きな目と長い牙を持つと言われる南米のUMA。1995年にプエルトリコで目撃されたのが最初と言われており、南米での目撃例が多い。動物の血を吸う生き物だとされており、南米全体で家畜が襲われたという被害情報は数千件にものぼると言われている。人間が襲われて血を吸われたという事件も発生し、大きな話題となった。チュパカブラのものだという骨や毛などが採取されたり、写真や映像が記録されるなど、存在を匂わす証拠は出て来ているが、どれも信ぴょう性は薄い。
■日本のUMAたち
●ツチノコ
日本人なら知らない人はいないであろう、異様に太い胴体を持つというヘビ型のUMA。日本全国で目撃例があり、人間の腕ほどの大きさだという話や、数メートルという巨大な姿だったなど、その目撃談はさまざまで信ぴょう性はあまり高くない。しかしながらメディアなどでも度々取り上げられるなど注目度は高く、兵庫県の千種町(現宍粟市)では2億円の捕獲賞金が出たほど。正体については動物を丸のみした状態のヘビである説や、大きなトカゲの手足が隠れて見えない状態だった所を偶然目撃した、などと諸説あるが、ロマンを追い求めるならその存在を信じたいところ。
●ヒバゴン
日本に住んでいるとされている猿人型のUMA。広島県の比婆山(ひばさん)連峰で目撃されたことから、この名前がつけられた。1970年に初めて目撃情報が挙がり、同じ年に相次いで目撃情報が寄せられた。1971年には地元の自治体に類人猿係なるものまで創設されるほど話題になったが、次第に目撃情報が減り、1975年に廃止となった。その正体はサルやツキノワグマだと言われているが、当時から30年以上が経過したいまでは検証のしようがないという。
●ガタゴン
岩手県山形村(現:久慈市)に生息しているとされるUMA。1992年に山形村の山中で、5本指のうち4本が前向き1本が後ろ向きという奇妙な足跡が発見された。この足跡は近隣に存在するどの動物の足跡とも一致せず、日本モンキーセンターでの鑑定でも、一致する生物は確認されなかった。奇妙な足跡だけが存在の足がかりとなるガタゴンはほかの日本のUMAと比べて正体不明の部分が多く、現在でも研究が続けられている。
海外のUMAは有名なものも多いですが、日本のUMAは案外知らないものも多くいます。特に最後に紹介したガタゴンは、一般の知名度はほとんどゼロに近いのではないでしょうか。UMAは知名度に比例して目撃情報が増えると言いますが、ガタゴンも有名になれば目撃情報が増えたりするのではないでしょうか。
これら以外にも世界にはさまざまなUMAが存在します。興味が出たという人は調べてみてはいかがですか?
(初桐有@dcp)
【関連リンク】
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■海外のUMAたち
●ネッシー
20世紀最大級のミステリーと言われる、もはや説明不要なくらい有名なUMA。1933年にイギリスのネス湖という湖で目撃された、と言われている未確認動物。目撃談の中で、首長竜のような形をしていると言われており、想像図でもそのような姿で描かれている。現在までに本物、いたずら、チョウザメなどさまざまな説や見解が発表されているが、真相はいまだ謎。日本にもイッシーやクッシーなどのよくわからない生き物が目撃されている。
●ビッグフット
こちらも世界的に有名なUMA。大型の猿人のような姿をしていると伝えられており、アメリカ・カナダの山中での目撃例が多い。目撃情報だけでなく、ビッグフットが写っているとされる写真や、ビッグフットがビデオカメラに向かって振り返る姿が収録された『パターソン・ギムリン・フィルム』と言われる映像などさまざまな証拠が残されている。ちなみに雪男もビッグフットの一種と言われている。
●シーサーペント
巨大な海蛇のような姿をし海に生息すると言われている未確認動物。その歴史は古く、旧約聖書などにもその記述があったり、古代の伝承などにも登場する。近代では1900年代の初めにドイツの潜水艦の乗務員が目撃した、1950年代にイギリスで目撃された、などの目撃情報が出回っているが、真相は定かではない。しかしながら海洋生物の研究には未知の部分が多いことから、実際に存在している可能性も指摘されている。
●スカイフィッシュ
1995年にその存在が確認されたと言われている、比較的新しいUMA。細長い棒状の形をし、時速300キロ近い速度で空中を飛んでいるとされている。とあるビデオ映像の編集者が、撮影した映像を編集している際に、空中を高速で飛行する生き物を発見したことで、一躍有名になった。飛行中に昆虫がカメラに写りこむモーションブラー現象だという指摘や、小型宇宙船説、プラズマであるという説などいまだに議論が続けられている。
●フライング・ヒューマノイド
空を飛ぶ未確認生物の一種。人間のような形をしていることからフライング・ヒューマノイドと呼ばれている。世界中で目撃されているUMAだが、なぜかメキシコでの目撃例が多く、写真や映像としても多数記録されている。最新鋭の飛行兵器であるという説や、宇宙人説、また、否定派の意見では鳥や虫、気球や風船とい説があるが、やはり定かではない。
●モスマン
巨大な蛾のような羽と顔を持つ人型の未確認生物。1966年にアメリカのウェストバージニア州で目撃されたのが最初とされている。その後、同年に複数の目撃情報が出たため、騒動となった。目撃談によると、赤い目を持ち、自動車並みの速度で空を飛ぶという。鳥類だという説もあるが、鳥にしてはあまりにも大きな姿が目撃されているため、その説は否定されている。ほかには宇宙人のペット説なども唱えられているが、やはり真相は定かではない。
●チュパカブラ
赤い大きな目と長い牙を持つと言われる南米のUMA。1995年にプエルトリコで目撃されたのが最初と言われており、南米での目撃例が多い。動物の血を吸う生き物だとされており、南米全体で家畜が襲われたという被害情報は数千件にものぼると言われている。人間が襲われて血を吸われたという事件も発生し、大きな話題となった。チュパカブラのものだという骨や毛などが採取されたり、写真や映像が記録されるなど、存在を匂わす証拠は出て来ているが、どれも信ぴょう性は薄い。
■日本のUMAたち
●ツチノコ
日本人なら知らない人はいないであろう、異様に太い胴体を持つというヘビ型のUMA。日本全国で目撃例があり、人間の腕ほどの大きさだという話や、数メートルという巨大な姿だったなど、その目撃談はさまざまで信ぴょう性はあまり高くない。しかしながらメディアなどでも度々取り上げられるなど注目度は高く、兵庫県の千種町(現宍粟市)では2億円の捕獲賞金が出たほど。正体については動物を丸のみした状態のヘビである説や、大きなトカゲの手足が隠れて見えない状態だった所を偶然目撃した、などと諸説あるが、ロマンを追い求めるならその存在を信じたいところ。
●ヒバゴン
日本に住んでいるとされている猿人型のUMA。広島県の比婆山(ひばさん)連峰で目撃されたことから、この名前がつけられた。1970年に初めて目撃情報が挙がり、同じ年に相次いで目撃情報が寄せられた。1971年には地元の自治体に類人猿係なるものまで創設されるほど話題になったが、次第に目撃情報が減り、1975年に廃止となった。その正体はサルやツキノワグマだと言われているが、当時から30年以上が経過したいまでは検証のしようがないという。
●ガタゴン
岩手県山形村(現:久慈市)に生息しているとされるUMA。1992年に山形村の山中で、5本指のうち4本が前向き1本が後ろ向きという奇妙な足跡が発見された。この足跡は近隣に存在するどの動物の足跡とも一致せず、日本モンキーセンターでの鑑定でも、一致する生物は確認されなかった。奇妙な足跡だけが存在の足がかりとなるガタゴンはほかの日本のUMAと比べて正体不明の部分が多く、現在でも研究が続けられている。
海外のUMAは有名なものも多いですが、日本のUMAは案外知らないものも多くいます。特に最後に紹介したガタゴンは、一般の知名度はほとんどゼロに近いのではないでしょうか。UMAは知名度に比例して目撃情報が増えると言いますが、ガタゴンも有名になれば目撃情報が増えたりするのではないでしょうか。
これら以外にも世界にはさまざまなUMAが存在します。興味が出たという人は調べてみてはいかがですか?
(初桐有@dcp)
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