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尾崎裕哉、劇場アニメ『エウレカセブン』で初の映画主題歌 父の想い継ぐ物語に共感

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 故・尾崎豊さん(享年26)の長男でシンガー・ソングライターの尾崎裕哉(27)が、9月16日公開のアニメーション映画『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』で初の映画主題歌を担当することが明らかになった。作詞にいしわたり淳治、作曲に蔦谷好位置を迎え、書き下ろし楽曲「Glory Days」を完成させた。

【写真】初めて映画主題歌を担当する尾崎裕哉

 同シリーズは2005年4月よりテレビ放送され大ヒットした伝説のアニメ。英雄・アドロックを父に持つ主人公・レントンが、鬱屈した日々を送るなかでヒロイン・エウレカと出会い、世界を知る旅に出る。09年、12年にも劇場版が公開されたが、今回『ハイエボリューション1』を皮切りに、これまで詳細が描かれてこなかった大災害「ファースト・サマー・オブ・ラブ」にまつわるエピソードを全3部作で映画化する。

 総監督を務める京田知己氏は、物語でレントンの父への思い、悩み、葛藤を描くにあたり、同じく“伝説の父”を親にもち「父の成し遂げられなかったことを果たしたい」という思いを胸にアーティストの道を歩む裕哉に白羽の矢を立てた。

 オファーを快諾した裕哉は「今回、初めて映画の主題歌を担当させて頂けるという事と、特に自分はアニメが好きで、その中でも『エウレカセブン』のような素晴らしい作品に携われることを凄く光栄に思います」とコメント。楽曲については「実は、アップテンポの曲を作るのが僕、初めてだったんですけど、(いしわたり、蔦屋の)お力添えあって、なんとかうまくいったかなと思います。すごく力強いサビができたので、それを組み立てるまでのメロディーを何回も繰り返して考えました。とてもいい感じになったと思います」と手応え十分だ。

 また「僕はレントンと境遇が似ているところがあって、レントンが葛藤しているところとか『ああ、こういうことあったなぁ』と思っていました」と共感も。「反発しながらも、根本には寂しいという気持ち、『やっぱり父親に会いたい』という気持ちはお互いすごくあったわけで、そこの部分を想像していました」とレントンに思いを重ねつつ「『エウレカセブン』は、たくさんのファンの方の期待を背負っていると思うので、その期待をいい意味で裏切ったり、超えていけるような作品になったらうれしいです」と思いを込めた。

 京田氏も「自分たちは今回、運命や境遇を受け入れて、それでも前へ未来へ進み出す男の子を描くことが『今の』自分たちに語れることだと思い、フィルムを作りました。そして尾崎さんの楽曲も、そのどれもが『今の』尾崎さんではないと歌えないものに思えました」と裕哉の印象を語る。その上で「そんな『今』を描こうとしたからこそ、僕らは邂逅(かいこう)出来たのかもしれません。その結果としての『Glory Days』という曲は、僕にとっての、僕らにとっての宝物のような存在になりました」と楽曲への思い入れを熱く語った。

 主題歌「Glory Days」を使用した新予告映像と、新ポスタービジュアルも同日解禁。3月17日に映画化発表と同時にお披露目された特報以来となる今回の映像で物語の全容が明らかになる。

■『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』新予告映像
https://youtu.be/nit-F9woH9Q


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