井上真央、綱引きで霊長類最強吉田沙保里に勝っちゃった！金メダル＆肩車が実現

　10月23日（金・祝）に全国公開する映画『綱引いちゃった！』主演の井上真央が、10月28日（日）に三重県・皇學館大学総合体育館で開催された「お伊勢さん全日本男女混合綱引大会」にサプライズゲストとして登場！さらに、先日国民栄誉賞の受賞が決定した、三重県出身のロンドン五輪女子レスリング金メダリスト・吉田沙保里選手が登場。両者が率いる小学生綱引きチームによるエキシビジョンマッチが行われ、ガチンコ勝負を制したのは、なんと井上真央チーム！吉田選手の“連勝記録”をストップさせた。試合後、吉田選手にロンドン五輪の金メダルを首にかけてもらい肩車をされた井上は「勝っちゃいました！霊長類最強に勝っちゃいました。本物の金メダルに感動しています。これは生涯自慢できますね。久しぶりの綱引きは楽しかったです」と満面の笑顔で語った。

　対戦前、井上は「テレビで見ていて（吉田選手が）もっと大きな方なのかと思っていたら、私と変わらないくらいだったのでびっくりしました。どこにそんなパワーがあるのかなと思いました」とコメント。一方、対する吉田選手は「女優さんなので、お手柔らかにといきたいところですが、やはり勝負事なので真剣にいきたいと思います」とガチンコ宣言。互いに初対面となる両者は、各9名の、井上真央率いる小学生チーム対吉田沙保里選手率いる小学生チームとして対戦。試合前から“霊長類最強”の吉田選手率いるチーム有利と見られていた試合の行方は、映画の撮影のため約2ヶ月以上も厳しい綱引きトレーニングに臨んだ井上のチームが意外にも互角の闘いを見せ、そして激闘の末、井上真央チームが勝利。「綱引きはパワーじゃない。チームワークだ！」という映画のメッセージを見事実証してみせた。

　今回、女子レスリング世界大会13大会連続優勝（ギネス記録）、そして国民栄誉賞受賞という、吉田選手の輝かしい経歴が、まさに「目標に向かって前向きに頑張る女性たちの姿を描く」映画のイメージとぴったり重なり、さらに吉田選手が三重県出身であったことから実現した今回のスペシャルマッチ。試合終了後、吉田選手は「悔しかったです。そうとう力で引っ張ったのですが全然ダメで、やっぱりチームで息が合わないとダメなんだないうことを改めて感じました。連勝記録を止められてしまったので、また次の試合から一勝、二勝と勝利を目指して頑張っていきます」と話した。井上は「久しぶりに綱を握ったら体が覚えていましたね。自然と思い出しながらやれました。試合が始まるまでは負けるかなと思っていたのですが、綱を引っ張ったら“あ、いけるかも”と思いました」と興奮した様子で振り返った。

　肩車パフォーマンスと、各界の第一戦で活躍する互いの印象について井上は「びっくりしました。まさかと思いました。なかなかお会いできる方ではないのですごく幸せでした」と、吉田選手は「（金メダルについて）こんな大女優にかけていただいて光栄です。“花より男子”とか見ていてずっと大ファンだったので、今日お会いできてすごくうれしかったです。本当にかわいくてきれいだなと思いました」と、感動の面持ちで語った。そして、伊勢と言えば「伊勢神宮」ということで吉田選手から井上に「今度は恋愛成就の祈願を一緒に行きましょう。恋愛は連敗続きなので(笑)」と提案するなど、女性同士ならではの恋愛トークにも花を咲かせていた。

■『綱引いちゃった！』
2012年11月23日（金・祝）より全国東宝系ロードショー

【出演】井上真央、松坂慶子、玉山鉄二、浅芽陽子、西田尚美、ソニン、渡辺直美、中鉢明子、犬山イヌコ、笹野高史、風間杜夫


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