京都に本店を構える日本茶専門店「一保堂茶舗」。その丸の内店に併設された喫茶室「嘉木」をレポート。京都の美味しいお菓子とお茶を楽しめるだけでなく、店員さんが丁寧に美味しいお茶の煎れ方もレクチャーしてくれるという、おすすめの人気店です。
「ウレぴあ総研」でこの記事の完全版を見る【動画・画像付き】
秋ですねぇ♪日本茶と和菓子でほっこりしませんか?
おまけにお茶の美味しい煎れ方も学べちゃう、女子力アップなお店をご紹介します。
そのお店の創業は約290年前の享保年間(1717年)。
現在の屋号になってから数えても約160年という京都の老舗、
「一保堂茶舗」。
全国の有名デパートや京都駅、高級スーパーなどで気軽に買えますが、
2年前に丸の内に支店ができ、喫茶「嘉木」が併設されました。
この喫茶がすごいんです。
お茶やお菓子が最高に美味しく、楽しめるだけではなく、
店員さんがとても丁寧にお茶の煎れ方を教えてくれるのです。
丸の内仲通りにそのお店はあります。
中に入っていくと販売カウンターがあり、喫茶 嘉木はお店の右側奥にあります。
店員さんに喫茶利用の旨を伝えると案内してくれますよ。
満席で待ち順が3番目とのこと。しばし店内のショーケースや小物などを見てまわります。
古いお茶缶とはかり、
ちっちゃくて可愛いらしい茶器、
お抹茶の入れ方が
わかりやすく説明されているカードなど…。
そして、急須一杯分のお茶がセットされている袋入りのお茶。メール便で送れるのですね。
これが送られてきたら、素敵!
カウンターで喫茶のメニューを見せてもらいながら、順番を待っていると・・・
なんと!「お待ちの間にどうぞ!」ってお薄(抹茶)を出してくれました。
ちっちゃくて可愛らしい器で。
とてもふくよかな味わいでお茶の旨みが口中に広がります。それと同時に甘みさえ感じるお抹茶。
これならお菓子がいらないくらいと感じる程。すごく美味しい。このお抹茶は初めて口にする味です。
お店の方に尋ねたところ、9月~11月のこの季節だけ販売されている「月影」というお抹茶だそうです。
10/27まではこちらの抹茶とお菓子を組み合わせた限定セット喫茶で楽しむことができます。
お抹茶は11月まで販売。一度是非、ご賞味ください。
と、美味しいお抹茶を頂いている間に、順番が来て喫茶に案内されました。
私は煎茶の中から、喫茶の名前にもなっている嘉木(かぼく)をいただきます。
お茶には全てお菓子がついています。
数種類の中からお好みのものを選ぶことができます。
まず運ばれて来た物は、
お茶の蒸らし時間を計るための時計、台ふきん、ポットに入ったお湯。
これらを前にお茶を煎れる心の準備が少しずつ整います。
お茶とお菓子と茶器のセットが運ばれてきました。
ついつい美味しそうなお菓子に目がいってしまいます。
嘉木 (ポットとお菓子付) 1.680円
では、いよいよ店員さんに教わりながらお茶を煎れていきましょう。
茶缶には急須一杯分10gの茶葉が入っているので、全部一度に急須の中に入れます。
湯のみ茶碗が二つありますが、
お湯の温度を適温にするためだそうです。
ポットのお湯は沸騰状態の100度。
一度器に移す毎に10度下がります。
最初の器で10度下がって90度、2つ目の器で10度下がって80度となり、急須に入れる時にはお煎茶に適した80度になっているという具合です。
一つ目の器では、器に熱が伝わり、上の淵が熱くなるくらいまで置きます。二つ目の器では、湯気が長く出ている間はまだ待ちです。
湯気が短くなって、器の下の方を3秒間持っていられるような熱さになったら、適温です。
急須に注いで50秒待ちます。この50秒はお湯を入れ終わってからではなく、
お湯が茶葉に触れた瞬間からなので、お湯をポットから急須に注ぐときに時計を見てください。
急須は揺らしたり、回したりせず静かにお茶を注いでください。最後の一滴まで注ぎきってください。
最後の一滴まで注ぎ終えたら、急須の蓋は少し切っておきます。中の湯気を逃がしてあげるためだそうです。
2煎目、3煎目もお湯の温度は80度まで下げてから入れますが、茶葉は既に蒸らせているので、お湯を注いだら直ぐに器に注いでください。
最初の乾燥している茶葉の状態の時だけ50秒間待ちます。
1煎目は旨みがたっぷりで、まず旨みそして甘み、苦味と順番に口の中で広がっていきます。
2煎目はお茶らしい苦味が出てきて、旨みとのバランスがお茶らしくなります。
3煎目は苦味が程よく、旨みもまだしっかりあるので、お菓子と丁度よく合う感じでしょうか。
さらに、私は4煎目もいただきました。家で美味しいと言って飲んでいる感じの味になりました。
こうして丁寧に入れながら味わっていただくと、1種類のお茶でこんなにも味わいが変化していくことに驚きを覚えました。
本日私が選んだお菓子はきんとん。
こちらのきんとんの名前は初紅葉だそうです。
ほんの少し色づき始めた紅葉が表現されているのですね。
こちらの初紅葉は京都の二条にある
京華堂 利保さんのお菓子だそうです。
喫茶で出されるお菓子屋さんは日替わりで変わっていくそうです。しかもそれらが毎日京都から届くのだそうです。
京都の繊細な味わいがするはずです。
中には刻んだ栗が入っています。
しっとりとした滑らか舌触り、心地良い口溶け、栗の味わい、丁度良い甘さ、申し分のないお菓子でした。
一保堂では定期的にお茶を楽しむ為の教室も開かれています。
今なら2周年記念のイベント募集に間に合いますよ。
ご予約はお早めに。詳しくはこちら。 [ http://www.ippodo-tea.co.jp/topics/event/ ]
美味しい京都のお菓子とお茶で目も舌も満たされ、店員さんの京都弁にちょっとした
秋旅気分を味わい、親切丁寧なレクチャーで美味しいお茶の煎れ方も学び知的好奇心も大満足。
あなただけの素敵な秋時間を過ごせます。
女子力アップ間違いありません!是非、足を運んでみてくださいね。
★こちらの記事もどうぞ!
・【カフェ】飛騨の小京都・高山のカフェを巡る旅(その1) [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/9590 ]
・【カフェ】飛騨の小京都・高山のカフェを巡る旅(その2) [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/9751 ]
・[写真満載]カワイイ&おいしい「ディズニーハロウィーン」限定スイーツを全制覇!
[ http://ure.pia.co.jp/articles/-/10028 ]
・狙い目は夜?連日大行列のレストラン「エッグスンシングス」のパンケーキを堪能
[ http://ure.pia.co.jp/articles/-/9931 ]
・スカイツリーを眺めながら…谷根千エリアの特選おすすめ店めぐり9 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/8394 ]
【関連サイト】
・一保堂茶舗 [ http://www.ippodo-tea.co.jp/index.html ]
・一保堂茶舗 丸の内店 [ http://www.ippodo-tea.co.jp/shop/marunouchi-tokyo.html ]
・京華堂 利保 [ http://www.kyogashi.com/kashokai/kyokado.htm ]
【関連記事】
・[写真満載]カワイイ&おいしい「ディズニーハロウィーン」限定スイーツを全制覇![レポート]
・【カフェ】飛騨の小京都・高山のカフェを巡る旅(その2)[レポート]
・【カフェ】飛騨の小京都・高山のカフェを巡る旅(その1)[レポート]
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秋ですねぇ♪日本茶と和菓子でほっこりしませんか?
おまけにお茶の美味しい煎れ方も学べちゃう、女子力アップなお店をご紹介します。
そのお店の創業は約290年前の享保年間(1717年)。
現在の屋号になってから数えても約160年という京都の老舗、
「一保堂茶舗」。
全国の有名デパートや京都駅、高級スーパーなどで気軽に買えますが、
2年前に丸の内に支店ができ、喫茶「嘉木」が併設されました。
この喫茶がすごいんです。
お茶やお菓子が最高に美味しく、楽しめるだけではなく、
店員さんがとても丁寧にお茶の煎れ方を教えてくれるのです。
丸の内仲通りにそのお店はあります。
中に入っていくと販売カウンターがあり、喫茶 嘉木はお店の右側奥にあります。
店員さんに喫茶利用の旨を伝えると案内してくれますよ。
満席で待ち順が3番目とのこと。しばし店内のショーケースや小物などを見てまわります。
古いお茶缶とはかり、
ちっちゃくて可愛いらしい茶器、
お抹茶の入れ方が
わかりやすく説明されているカードなど…。
そして、急須一杯分のお茶がセットされている袋入りのお茶。メール便で送れるのですね。
これが送られてきたら、素敵!
カウンターで喫茶のメニューを見せてもらいながら、順番を待っていると・・・
なんと!「お待ちの間にどうぞ!」ってお薄(抹茶)を出してくれました。
ちっちゃくて可愛らしい器で。
とてもふくよかな味わいでお茶の旨みが口中に広がります。それと同時に甘みさえ感じるお抹茶。
これならお菓子がいらないくらいと感じる程。すごく美味しい。このお抹茶は初めて口にする味です。
お店の方に尋ねたところ、9月~11月のこの季節だけ販売されている「月影」というお抹茶だそうです。
10/27まではこちらの抹茶とお菓子を組み合わせた限定セット喫茶で楽しむことができます。
お抹茶は11月まで販売。一度是非、ご賞味ください。
と、美味しいお抹茶を頂いている間に、順番が来て喫茶に案内されました。
私は煎茶の中から、喫茶の名前にもなっている嘉木(かぼく)をいただきます。
お茶には全てお菓子がついています。
数種類の中からお好みのものを選ぶことができます。
まず運ばれて来た物は、
お茶の蒸らし時間を計るための時計、台ふきん、ポットに入ったお湯。
これらを前にお茶を煎れる心の準備が少しずつ整います。
お茶とお菓子と茶器のセットが運ばれてきました。
ついつい美味しそうなお菓子に目がいってしまいます。
嘉木 (ポットとお菓子付) 1.680円
では、いよいよ店員さんに教わりながらお茶を煎れていきましょう。
茶缶には急須一杯分10gの茶葉が入っているので、全部一度に急須の中に入れます。
湯のみ茶碗が二つありますが、
お湯の温度を適温にするためだそうです。
ポットのお湯は沸騰状態の100度。
一度器に移す毎に10度下がります。
最初の器で10度下がって90度、2つ目の器で10度下がって80度となり、急須に入れる時にはお煎茶に適した80度になっているという具合です。
一つ目の器では、器に熱が伝わり、上の淵が熱くなるくらいまで置きます。二つ目の器では、湯気が長く出ている間はまだ待ちです。
湯気が短くなって、器の下の方を3秒間持っていられるような熱さになったら、適温です。
急須に注いで50秒待ちます。この50秒はお湯を入れ終わってからではなく、
お湯が茶葉に触れた瞬間からなので、お湯をポットから急須に注ぐときに時計を見てください。
急須は揺らしたり、回したりせず静かにお茶を注いでください。最後の一滴まで注ぎきってください。
最後の一滴まで注ぎ終えたら、急須の蓋は少し切っておきます。中の湯気を逃がしてあげるためだそうです。
2煎目、3煎目もお湯の温度は80度まで下げてから入れますが、茶葉は既に蒸らせているので、お湯を注いだら直ぐに器に注いでください。
最初の乾燥している茶葉の状態の時だけ50秒間待ちます。
1煎目は旨みがたっぷりで、まず旨みそして甘み、苦味と順番に口の中で広がっていきます。
2煎目はお茶らしい苦味が出てきて、旨みとのバランスがお茶らしくなります。
3煎目は苦味が程よく、旨みもまだしっかりあるので、お菓子と丁度よく合う感じでしょうか。
さらに、私は4煎目もいただきました。家で美味しいと言って飲んでいる感じの味になりました。
こうして丁寧に入れながら味わっていただくと、1種類のお茶でこんなにも味わいが変化していくことに驚きを覚えました。
本日私が選んだお菓子はきんとん。
こちらのきんとんの名前は初紅葉だそうです。
ほんの少し色づき始めた紅葉が表現されているのですね。
こちらの初紅葉は京都の二条にある
京華堂 利保さんのお菓子だそうです。
喫茶で出されるお菓子屋さんは日替わりで変わっていくそうです。しかもそれらが毎日京都から届くのだそうです。
京都の繊細な味わいがするはずです。
中には刻んだ栗が入っています。
しっとりとした滑らか舌触り、心地良い口溶け、栗の味わい、丁度良い甘さ、申し分のないお菓子でした。
一保堂では定期的にお茶を楽しむ為の教室も開かれています。
今なら2周年記念のイベント募集に間に合いますよ。
ご予約はお早めに。詳しくはこちら。 [ http://www.ippodo-tea.co.jp/topics/event/ ]
美味しい京都のお菓子とお茶で目も舌も満たされ、店員さんの京都弁にちょっとした
秋旅気分を味わい、親切丁寧なレクチャーで美味しいお茶の煎れ方も学び知的好奇心も大満足。
あなただけの素敵な秋時間を過ごせます。
女子力アップ間違いありません!是非、足を運んでみてくださいね。
★こちらの記事もどうぞ!
・【カフェ】飛騨の小京都・高山のカフェを巡る旅(その1) [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/9590 ]
・【カフェ】飛騨の小京都・高山のカフェを巡る旅(その2) [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/9751 ]
・[写真満載]カワイイ&おいしい「ディズニーハロウィーン」限定スイーツを全制覇!
[ http://ure.pia.co.jp/articles/-/10028 ]
・狙い目は夜?連日大行列のレストラン「エッグスンシングス」のパンケーキを堪能
[ http://ure.pia.co.jp/articles/-/9931 ]
・スカイツリーを眺めながら…谷根千エリアの特選おすすめ店めぐり9 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/8394 ]
【関連サイト】
・一保堂茶舗 [ http://www.ippodo-tea.co.jp/index.html ]
・一保堂茶舗 丸の内店 [ http://www.ippodo-tea.co.jp/shop/marunouchi-tokyo.html ]
・京華堂 利保 [ http://www.kyogashi.com/kashokai/kyokado.htm ]
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