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『家政婦のミタ』は見たか?『東京ドラマアウォード2012』で5冠を達成!

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 日本の優れたドラマを世界各国に向けて発信する事を目的とし、民放、NHKをはじめ、番組および映画制作者、権利者団体などコンテンツ関係者が一致協力し創設した『東京ドラマアウォード2012』。今年で5回目を迎えるその授賞式が10月22日、都内・ホテルにて盛大に行われた。
 この『アウォード』は、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセピトのもと、作品の質の高さだけでなく、“市場性”“商業性”にスポットをあて、世界水準で海外に売れる可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰して贈られるもので、今年の6月までの1年間に放送されたドラマが対象となっている。

 この日注目を集めたのは、連続ドラマ部門で作品賞の見事“グランプリ”に輝いた、「承知しました」の台詞も流行になった『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で、同ドラマからは、個人賞部門でそれぞれ、助演男優賞に俳優の長谷川博己、脚本賞に遊川和彦、プロデュース賞に大平太が受賞。さらに、この作品はアジア賞も受賞し、今年最多となる5冠を達成した。アジア賞の受賞を受け、この日、司会を務めていた石坂浩二は「この作品が世界に通じる作品というのが、実証されたわけです。世界でも“ミタ!ミタ!”なんて言われる日もくるでしょうね。『ミタ』は見たか?なんて…」とジョークを飛ばす場面も。
 その他、連続ドラマ部門・優秀作品には、尾野真千子が主演を務めた『カーネーション』(NHK)、12月に映画も公開される『妖怪人間ベム』(日本テレビ)、古美門(こみかど)研介という強烈なキャラクターを生み出した『リーガル・ハイ』(フジテレビ)、『それでも、生きてゆく』(フジテレビ)などが受賞した。

 また、このセレモニーの冒頭では、この会に出席していた総務省総務大臣の樽床伸二と経済産業省・経済産業大臣政務官の岸本周平がそれぞれ挨拶を行い、樽床は「我が国のコンテンツ(ドラマ作品)を世界の方々にしっかり受け入れていただく、そして全力で提供していく、そのような国家戦略のもとで、しっかりとした検討をしていくべきだという支持をさせていただいております。世界の多くの方々に愛着を持っていただき、日本の商品が世界の多くでご利用いただけるよう、全力で取り組んでいきたい」と語っていた。

■『東京ドラマアウォード2012』受賞作品・受賞者■
●作品賞●
グランプリ『家政婦のミタ』日本テレビ放送網
優秀賞『カーネーション』NHK
優秀賞『妖怪人間ベム』日本テレビ放送網
優秀賞『リーガル・ハイ』フジテレビジョン
優秀賞『それでも、生きてゆく』フジテレビジョン
優秀賞『贖罪』WOWWOW

●作品賞●
グランプリ『明日をあきらめない・・・がれきの中の新聞社』テレビ東京
優秀賞『とんび』NHK
優秀賞『砂と器』テレビ朝日
優秀賞『SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿~翔』TBSテレビ
優秀賞『ブラックボード~時代と戦った教師たち~』TBSテレビ

アジア賞『家政婦のミタ』日本テレビ網

ローカル・ドラマ賞『約束~名簿毒ぶどう酒事 死刑因の生涯~』東海テレビ放送
ローカル・ドラマ賞『あのひとあの日』NHK佐賀放送局

●個人賞●
主演男優賞 堺 雅人  『リーガル・ハイ』
主演女優賞 尾野真千子 『カーネーション』
助演男優賞 長谷川博己 『家政婦のミタ』
助演女優賞 杏     『妖怪人間ベム』
脚本賞   遊川和彦  『家政婦のミタ』
演出賞   黒沢清   『贖罪』
演出賞   田中健二  『カーネーション』
プロデュース賞 大平 太『家政婦のミタ』
特別賞   市川森一
特別賞   『坂の上の雲』チーム



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