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さだまさし、今この時代に聴かせたい秘蔵の名曲「生きるものの歌」MV公開

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さだまさしが、11月9日にリリースした永六輔氏作詞の楽曲をカヴァーしたアルバム「永縁〜さだまさし 永六輔を歌う〜」より「生きるものの歌」のミュージックビデオが公開された。

1974年NHK総合「世界史漫遊」テーマ曲として制作されたこの曲は、永氏自身が歌唱し、デビューアルバム「六輔その世界」に収録された。

永氏自身が歌唱した楽曲であったため、さだまさしはこのアルバム「永縁〜さだまさし 永六輔を歌う〜」への収録を悩んでいたが、中村力丸氏との会話から収録を決意。誰もが知る名曲の数々を収録したこのアルバムの中から、あえて今この時代にこそ聴いて欲しい名曲として「生きるものの歌」のミュージックビデオを制作することとなった。

ミュージックビデオは、さだまさしが手紙を開封するところから始まる。手紙とともに入っていたのは、若き日の永氏の後ろ姿の写真。映画のワンシーンを思わせるこの写真は、実際に永氏の親族より提供されたもので、永氏が作品や言葉で支えた日本の風景が見事に感じられる映像作品となっている。

壮大なバラード曲である「生きるものの歌」は、間奏に印象的な朗読が入るが、この言葉を伝えたいとの想いから、手紙をさだまさしが実際に読む形で、この朗読の映像が収録された。

また、永氏の後ろ姿の写真は、さだまさし本人の希望で収録されたもの。そこには、いつまでも永氏の背中を追い続けたいという、さだまさしの想いが込められている。

さだまさし「生きるものの歌」への想い(撮影後のインタビューより)
数ある「六・八コンビ」の作品の中でも、永さんご自身が歌われた珍しい歌です。「生まれ、生きて、死ぬ」その中の「悲しみ」「喜び」…短い言葉の中にもそれらを包み込んでいく永さんの言葉の世界観が、僕はとても好きです。人生の小さなドラマを大切にしてきた永さんらしい、本当に素晴らしい歌だと思います。偉大な永さんの作品を、自分の歌で形として遺すことで、後世に残るバトンを作れないかと思い制作したアルバムなので、この曲がまた後世にがつながっていくといいなと思います。

「生きるものの歌」ミュージックビデオ

リリース情報

カヴァーアルバム「永縁~さだまさし 永六輔を歌う~」発売中
FRCA-1274 2,778円+税

関連リンク
■さだまさし オフィシャルサイトhttp://www.sada.co.jp/


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