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1万人超から選ばれた歌姫、阿部寛主演映画に抜擢 モデルプレスインタビュー

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キングレコードと講談社が共同で開催した「Dream Vocal Audition」で、1万人超からグランプリに選ばれたシンガーソングライター・泉沙世子(23)が、11月21日に「スクランブル」で歌手デビュー。モデルプレスはデビューを目前に控えた彼女にインタビューを行い、自ら作詞作曲を手がけた楽曲への想いから、グランプリ獲得までの道のりを中心に、期待の新星・泉沙世子に迫った。

【さらに写真を見る】目を輝かせながらインタビューに応じてくれた、期待の新星・泉沙世子

― デビューおめでとうございます!同曲はいきなり阿部寛さん主演の映画「カラスの親指」(11月23日公開)のイメージソングに抜擢されたそうですね。

泉沙世子:ありがとうございます。(いきなりの大役は)びっくりしましたしプレッシャーもありましたが、とても嬉しかったです。曲は原作の小説と映画を見て書きました。主人公とは年齢も性別も違いましたが、不思議と共通する部分が多かったので、この映画のために考えたと言うよりは、自分の気持ちを素直に詩にできました。

― 東京・渋谷の「スクランブル交差点」からイメージを得たと聞きましたが。

泉沙世子:はい。私にとってスクランブル交差点は“THE 東京”なんです。高校を卒業して上京してきたときに「よし!頑張るぞ!」って思わせてくれた場所。パワーをもらえる希望に満ち溢れた場所です。でも落ち込んでいるときに訪れると、窒息しそうで溺れそうな精神状態にさせられる。「本当にこんなに人がいっぱいいる中で夢を掴めるの?」って。その両極端の私のイメージが映画のストーリーとすごく重なりました。

今年5月のオーディションでグランプリに輝いた泉沙世子が歌手を目指したのは6歳のとき。中学2年生で初めてオーディションを受け、高校生活が終わるまでに何十個もオーディションを受けたが、合格することはなかったという。― そもそも歌手を目指し始めたきっかけは何でしたか?

泉沙世子:テレビで同世代の女の子たちが歌ったり踊ったりしているのを見て、なぜか私の中に焦りと「悔しい!」っていう感情が生まれました。それから私もそのステージに行きたいって思いました。でも中学2年生から受け始めたオーディションは、いいところまで行くけど、結局受からない…その連続でした。

そしてこのまま受け続けているだけでは、きっと何も変わらないなと思い、自分の武器を作るために作詞作曲を始めました。高校卒業を機に上京も決意しました。それからライブ活動なども行なって経験を積み、久しぶりに受けたオーディションが「Dream Vocal Audition」でした。

― 上京してから、オーディションでグランプリを獲得するまでは順調でしたか?

泉沙世子:まったく順調ではなかったです。作詞は思うようにできないし、一緒にボイストレーニングをしている子たちはどんどん先にデビューするし…何度も挫折を経験しました。

― 辞めようとは思いませんでしたか?

泉沙世子:本当に辛かったけど、それだけは一度も思いませんでした。って言うより他のことができる気がしなかった。歌だったら辛いこともできるけど、歌ではなかったら我慢できないという感じですね。

― 念願叶って歌手デビューを果たす泉さんですが、今後の目標を教えてください。

泉沙世子:私自身、あまりにも前向きすぎることを言われてしまうと「あなたみたいな人だからできるけど、私には無理」って思っちゃう性格(笑)。人には「頑張って歩いてみなよ!」って背中を押されても、そもそも立ち上がることすらできないぐらい落ち込んでいることもあると思うんですよね。だから私は人の弱いところとか、ちょっと後ろ向きなところを丁寧に表現したい。“座っている人が、ちょっと立ち上がろうかな”って思えるような、ささやかな気力を持てる歌を歌えるようになりたいなって思います。


◆泉沙世子の美意識からプライベート

― グランプリ獲得、そしてデビュー決定、ここ数カ月で生活も激変したかと思いますが、オフの日などに行うストレス解消法はありますか?

泉沙世子:友達とパジャマパーティーをしてガールズトークをすることです。そのためにたこ焼き器、カセットコンロ、アイスクリーム器、ホットプレートを揃えました(笑)。

― 楽しそうですね。プロのメイクさんやスタイリストさんに会うことも増えたと思いますが、これまでのセルメイクから変化や新たな発見はありましたか?

泉沙世子:ベースメイクが適当だったなと思いました。これまではアイメイクばかり一生懸命やっていたので。ベースメイクを大切にすると、ナチュラルメイクでも大人っぽくなれて綺麗に見えるんだなって思いました(笑)。周りからも「よくなった」って言われます。

― 8月からはブログも開始しましたね。ネイルを公開していましたが、ネイルはお好きですか?

泉沙世子:はい!歌手になる前は自分で爪5つ全部のデザインを絵で書いて、お店で「こうしてください!」ってお願いしていました。それほど好きです(笑)。今はPV撮影などでいろんな服を着させていただくのでシンプルなデザインにしています。ネイルは派手、地味を繰り返していますね。久々に高校の同級生に会うときとかはちょっとした見せたい願望もあって積極的にデザインを変えることが多いです。


― これから歌手として、楽曲だけではなく泉さんのビジュアルも注目されると思います。綺麗であり続けるために意識していることはありますか?

泉沙世子:肌は白いと褒められることが多いので、それを守ろうと徹底しています。季節関係なく日焼け止めを塗ることはもちろん、ちょっと洗濯物を干すとか、ちょっとコンビニに行くとかでも日焼け止めを塗りますし、長袖を着るようにもしています。スタイルキープのために、お腹をへこませながら歩くといった些細なこともしています。

― ファッションはどのようなテイストを好みますか?こだわりなどもあれば教えてください。

泉沙世子:古着が好きなので、古着とトレンドアイテムを合わせたコーディネートが好きです。それでいて全身無難というよりは、ちょっと愛嬌があって「何その柄?」ってツッコまれる感じが好きです(笑)。

― 面白いですね(笑)。ブログで積極的に私服をアップするのをお待ちしています。ちなみに服はどのように買うことが多いですか?衣装のイメージも泉さん自身で選ぶとお聞きしましたが。

泉沙世子:そうですね。でも私買い物に繰り出すとあらゆる場所を回るので一日かかっちゃうんです。だからマネージャーさんの時間がなくなってしまうことも多くて。そんなときは「GALAXY Note」のカメラ機能をフル活用しています。

― 具体的に教えてください。

泉沙世子:まず気になったアイテムの写真を撮ります。それが例えばコートだったら、それに合わせたいスカートやブーツを絵で描きます。写真に重ねられるのですごく便利でいいですよ。いっぱい歩き回ると、その写真をどこで撮ったか忘れてしまうこともあるので、最近では「原宿にありました」「5千円でした」とかの情報を付け加えたりもしてる。この機種を持つまでは全部絵で描いて送っていたので、見えづらかったりもしてたみたい。個人的には色鉛筆を持ち歩かなくてよくなったのはかなり助かっています。


― なるほど!それは便利ですね。では最後に夢を叶えたい女の子へエールをお願いします。

泉沙世子:辞めないで続けることです。夢を目指す過程で「なんでできないんだろう?」とか「なにがダメなんだろう?」って落ち込む期間があってもいいのかなって私は思っています。悩むのは向上心があるからだから。自分が自信を持てる部分を悩んで探して磨いて、どんどん全面に出すことが大事。私もそうしていきたいです!

― ありがとうございました。


歌手デビューという夢を叶えた泉沙世子だが、本人は「やっとスタートラインに立てた」と浮かれることなくいたって冷静。3年以内に「武道館で歌いたい!」と高らかに宣言する彼女の目はすでに次の目標を見据えていた。これまで実践で磨いてきたパフォーマンス力と彼女の心地良いハスキーボイスは、これから大勢の人の心に響く。(モデルプレス)


■泉沙世子(いずみさよこ)プロフィール

1988年10月28日生まれ。大阪府豊中市生まれ、岡山県育ち。
11月21日、「スクランブル」で歌手デビュー。


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