連ドラ初主演・谷原章介、役作りで9キロ減量！魂を揺さぶるミステリー『償い』

　BSプレミアムにて11月17日（土）22時から始まるスペシャルドラマ『償い』（全3回）。18日に渋谷の同局で、第1回放送分の歓声試写会がひらかれ、主演・日高英介役を務める谷原章介と、共演で一人二役、堀田夕子・日高広恵役の芦名星が登場した。

　人気作家・矢口敦子の「償い」を原作とし、鮮烈な映像表現、心に響くオリジナル音楽とともに、魂を揺さぶる重厚なミステリーに期待が高まる同作。連続ドラマ初主演となる谷原は、オファーをうけて「嬉しさとともに、主演としてストーリーを紡いでいくことについて、不安を感じたが、挑戦をしたいという気持ちが強かった」と語った。また、役作りにおいて「ホームレスをやらせていただくにあたって減量したのと、撮影の間中ずっと片足1.3キロぐらいのウエイトをつけた状態で、重い足取りとか、ちょっと体が疲れてる感じを出すために、朝から晩までずっとつけっぱなしだったので、左ひざがおかしくなってしまいまして、無理はいけないなと思いました」と明かした。最終的には9キロぐらいダイエットをし、撮影に臨んだという。

　そして、今回一人二役に初挑戦の芦名は「2人は、あまりにも違うタイプで、広恵は生きることを諦めてしまう役でしたし、夕子は明るく前向きに生きようとしてる女性だったので、キャラクターに接点がなかった分、うまく切り替えられたと思います」と笑顔で答えた。また完成した試写を観て「音楽と時間の流れ方だったり、「償い」というものが見ている人に伝わるものになってると感じまして、素晴らしい作品に携われたなと思いました」と述べた。

　将来を嘱望されたエリート脳外科医、日高英介。家庭を顧みず、息子を病死させたことで妻が自殺。絶望した彼は世捨て人となり、ホームレスとなった…。
　彼が流れ着いたとある町で、社会的弱者を狙う連続殺人事件が発生。運命の糸に操られるように事件に巻き込まれていく日高は、「人の心の泣き声が聞こえる」という不思議な少年と出会う。やがて、驚愕の真実が明らかに…。

　殺人の謎を追う緊迫の展開の中から、人間の尊厳や生きる希望への問いかけが静かに浮かび上がる。どうぞお見逃しなく!!

■スペシャルドラマ『償い』（BSプレミアム）
2012年11月17日（土）22:00～22:49（全3回）