10月21日(日)放送の『ETV特集』は「今よみがえる“方丈記”~日本最古の災害ルポルタージュを読む~」と題しお送り。俳優・西岡徳馬が朗読を披露、現代へのメッセージを読み解く!
巨大地震と津波が東日本各地を襲った大災害。それに続く『原発事故』は、日本人の誰もが、大自然の猛威の前に無力な人間の姿を見せつけられた。それから1年半『将来に漠とした不安』が続く中、人々の注目を集め、新たに読み解かれている一冊の古典「方丈記」だ。
実はこの『方丈記』、日本最古の災害ルポルタージュなのだ。平安時代末期に、立て続けに京都の都を襲った地震、竜巻、飢饉などの災害の様子が、庶民の目線で描かれている…。『方丈記』の作者 鴨長明は、いわば平安時代の“ルポライター”。下鴨神社の神職の子として生まれたが、20代に悲惨な災害の数々を体験、その中で、《世の無常》と向き合いながら人はいかに生きるべきかを考察。800年前、伏見の山中に隠遁した鴨長明は、一辺が1丈(約3m)四方の小さな庵で『方丈記』を書き上げたという。それは漢字とカタカナで記されていた。
そして『方丈記』は、声に出して読むもの。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。…」
番組では、俳優の西岡徳馬が、朗読者として登場。災害の現場で朗読する。そして「日本最古の災害ルポルタージュ」方丈記の謎と、その現代へのメッセージを解きあかす。どうぞお見逃しなく!!
【主な出演者】
朗読・西岡徳馬(俳優)、辻村寿三郎(人形師)、鳥越俊太郎(ジャーナリスト)、新井満(作家・作詞作曲家)、玄侑宗久(作家・福聚寺住職)、浅見和彦(成蹊大学文学部教授)
■『ETV特集』
今よみがえる“方丈記”~日本最古の災害ルポルタージュを読む~(Eテレ)
2012年10月21日(日)22:00~22:59
巨大地震と津波が東日本各地を襲った大災害。それに続く『原発事故』は、日本人の誰もが、大自然の猛威の前に無力な人間の姿を見せつけられた。それから1年半『将来に漠とした不安』が続く中、人々の注目を集め、新たに読み解かれている一冊の古典「方丈記」だ。
実はこの『方丈記』、日本最古の災害ルポルタージュなのだ。平安時代末期に、立て続けに京都の都を襲った地震、竜巻、飢饉などの災害の様子が、庶民の目線で描かれている…。『方丈記』の作者 鴨長明は、いわば平安時代の“ルポライター”。下鴨神社の神職の子として生まれたが、20代に悲惨な災害の数々を体験、その中で、《世の無常》と向き合いながら人はいかに生きるべきかを考察。800年前、伏見の山中に隠遁した鴨長明は、一辺が1丈(約3m)四方の小さな庵で『方丈記』を書き上げたという。それは漢字とカタカナで記されていた。
そして『方丈記』は、声に出して読むもの。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。…」
番組では、俳優の西岡徳馬が、朗読者として登場。災害の現場で朗読する。そして「日本最古の災害ルポルタージュ」方丈記の謎と、その現代へのメッセージを解きあかす。どうぞお見逃しなく!!
【主な出演者】
朗読・西岡徳馬(俳優)、辻村寿三郎(人形師)、鳥越俊太郎(ジャーナリスト)、新井満(作家・作詞作曲家)、玄侑宗久(作家・福聚寺住職)、浅見和彦(成蹊大学文学部教授)
■『ETV特集』
今よみがえる“方丈記”~日本最古の災害ルポルタージュを読む~(Eテレ)
2012年10月21日(日)22:00~22:59