堤幸彦監督が10月18日、演出を手がける舞台「悼む人」の最終舞台稽古を前に、東京・渋谷のパルコ劇場で、主演を務める向井理、小西真奈美、手塚とおる、真野恵里菜、伊藤蘭とともに取材に応じ、17日夜、交通事故後に搬送された病院で死去した映画監督の若松孝二さんについて「本当に残念ですね。尊敬していましたし、またひとり日本映画の大事な才能が失われた」と突然の死を悼んだ。
・【フォトギャラリー】堤幸彦監督、向井理らの会見の模様
天童荒太氏が7年の歳月をかけて書き上げ、第140回直木賞を受賞した同名原作を初めて舞台化。全国を放浪し死者を“悼む”旅を続ける主人公・坂築静人(向井)を軸に、夫を殺した罪で刑期を終えた女(小西)、人間不信の雑誌記者(手塚)、末期がんの母(伊藤)、恋人の子を身ごもる妹(真野)らの思いが交差しながら、人間の死生観を浮き彫りにしていく。
向井は今回の難役に「本当に難しいし、今も迷いながら舞台に立っています」と本番前日の心境を吐露。それでも「迷いながら、しっかり着地していければ。舞台ならではのプレッシャーと楽しさを味わいながら、最後まで新鮮な気持ちを持ち続けたい」と抱負を語った。東京公演を皮切りに、全国11カ所で上演される予定で「楽しみなのは食べ物とお酒。それしかないです(笑)」とご当地グルメに期待を寄せていた。
本格的な舞台出演は約8年ぶりとなる小西は「自分のことで精いっぱい」と緊張の面持ち。手塚は「毎日楽しいです。明日の初日が楽しみ」と胸を踊らせ、真野は「子どもを身ごもった経験はないので、難しいです。焦りもあるが、この舞台が終わった後で『顔つきが変わったね』と言われるように頑張りたい」と決意表明。伊藤は「情熱的でピュアな面をもった男性」と息子役の向井を評していた。
今回の舞台化では登場人物を5人に絞り、各自のモノローグを生かした芝居と印象的なイメージ写真と映像を交えて物語を構成し、原作の世界観を再構築する。脚本は映画、ドラマでの経験も豊富な大森寿美男が手がける。
「悼む人」は10月19~28日、渋谷・パルコ劇場で上演される。
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向井は今回の難役に「本当に難しいし、今も迷いながら舞台に立っています」と本番前日の心境を吐露。それでも「迷いながら、しっかり着地していければ。舞台ならではのプレッシャーと楽しさを味わいながら、最後まで新鮮な気持ちを持ち続けたい」と抱負を語った。東京公演を皮切りに、全国11カ所で上演される予定で「楽しみなのは食べ物とお酒。それしかないです(笑)」とご当地グルメに期待を寄せていた。
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