キミは、出世したいと思うか? 私が新人の頃は1日でも早く同僚や上司を追い抜いてやろうと野心を抱いていたもんだが、どうやら、最近の若者は出世欲が薄いそうだ。
まぁ、確かに出世するほど抱える責任も増えてくるものだからな。
私VIDEO係長もその名のとおり、中間管理職という立場だ。
そりゃあ、自分の仕事をこなしながら上下とうまくやり合っていかなければいけないつらい仕事ばかりだ。
今回は大ヒット作「踊る大捜査線 THE MOVIE 」の登場人物の中から室井慎次(柳葉敏郎)というキャラクターを例に取りながら、中間管理職のサラリーマンが抱える悩みを解決していこう。
※劇中の室井慎次は、1964年1月生まれのA型。
役職は警視庁刑事部参事官。
青島刑事(織田裕二)など現場で頑張る所轄の刑事が活躍しやすい組織づくりと警察の改革を進めようという信念を持つが故に、幹部と部下との衝突を繰り返す。
中間管理職は人を動かすのも仕事。
部下たちに仕事を頼む時も、自分のやりかたを押しつけて、仕事の結果だけで評価をしてはいないか? 大切なのは、下にいる人間の理想と不満を理解することだ。
そこで参考になるのが、主役の青島刑事と室井慎次の関係性。
典型的な官僚体質のキャリア組である室井は、組織のルールを無視して捜査を行う所轄の青島たちの勝手なやり方と対立していたが、青島のすべての行動には「正しい捜査がしたい」という理由があることを理解し、現場が捜査しやすい環境をつくるのが自分の仕事なのだと気づくんだ。
上に立つ者として、部下の大切なものを守ることが組織としての強さを生むことを忘れてはいかんぞ。
平社員だった頃に感じなかった会社からのプレッシャーがのしかかってくるなんていうのも中間管理職のツラさだよなぁ。
わかる、よくわかるぞ。
上司やトップからから無理な課題を与えられた場合、それは自分だけの負荷ではなく、部下たちにも負荷をかけることになる。
そんな狭間に置かれた状況に必要なのは、”ブレなさ”を維持することだ。
劇中では、警視庁上層部と所轄の板挟みにあう室井のシーンが印象的だ。
上からは現場のことを理解していない上層部が室井の指揮に口を出し、下からは現場のやり方でやらせてほしいと青島にお願いされる。
出世をとるか信頼できる仲間をとるかの状況でも”正しい捜査”という考えはブレず、青島に犯人確保をさせる。
そんな室井の決断力から学ぶべきは、組織にいる人間こそ自分の価値観を信じることが処世術になることだな。
若手社員の頃は、素直さや愛嬌でなんとか許されることもあるが、後輩ができ、チームのリーダーという立場になれば、仕事上、部下に注意するなど嫌われ役を買わなければいけない場面も増えてくるだろう。
会社の中の腫れ物のような存在にならないためには、上司としての信頼と人として愛嬌を感じるメリハリのある人間性が大事だぞ。
室井というキャラクターは、実にそこが味わい深い男だ。
東大卒が多数を占めるキャリア組の中で少数派の東北大学卒で、特技がきりたんぽ鍋づくりという、官僚という経歴とはギャップを感じさせる人間味が共感をよぶポイントだ。
上下の関係を超えて、多くの味方を得ることが中間管理職の財産になるんだ。
「dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV」では「踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!」「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」を配信中だ。
青島刑事や室井慎次以外にも観るたびに感情移入できる登場人物が多い作品だから、会社の人間関係で迷った時はぜひ参考にしてくれ!【拡大画像を含む完全版はこちら】
まぁ、確かに出世するほど抱える責任も増えてくるものだからな。
私VIDEO係長もその名のとおり、中間管理職という立場だ。
そりゃあ、自分の仕事をこなしながら上下とうまくやり合っていかなければいけないつらい仕事ばかりだ。
今回は大ヒット作「踊る大捜査線 THE MOVIE 」の登場人物の中から室井慎次(柳葉敏郎)というキャラクターを例に取りながら、中間管理職のサラリーマンが抱える悩みを解決していこう。
※劇中の室井慎次は、1964年1月生まれのA型。
役職は警視庁刑事部参事官。
青島刑事(織田裕二)など現場で頑張る所轄の刑事が活躍しやすい組織づくりと警察の改革を進めようという信念を持つが故に、幹部と部下との衝突を繰り返す。
中間管理職は人を動かすのも仕事。
部下たちに仕事を頼む時も、自分のやりかたを押しつけて、仕事の結果だけで評価をしてはいないか? 大切なのは、下にいる人間の理想と不満を理解することだ。
そこで参考になるのが、主役の青島刑事と室井慎次の関係性。
典型的な官僚体質のキャリア組である室井は、組織のルールを無視して捜査を行う所轄の青島たちの勝手なやり方と対立していたが、青島のすべての行動には「正しい捜査がしたい」という理由があることを理解し、現場が捜査しやすい環境をつくるのが自分の仕事なのだと気づくんだ。
上に立つ者として、部下の大切なものを守ることが組織としての強さを生むことを忘れてはいかんぞ。
平社員だった頃に感じなかった会社からのプレッシャーがのしかかってくるなんていうのも中間管理職のツラさだよなぁ。
わかる、よくわかるぞ。
上司やトップからから無理な課題を与えられた場合、それは自分だけの負荷ではなく、部下たちにも負荷をかけることになる。
そんな狭間に置かれた状況に必要なのは、”ブレなさ”を維持することだ。
劇中では、警視庁上層部と所轄の板挟みにあう室井のシーンが印象的だ。
上からは現場のことを理解していない上層部が室井の指揮に口を出し、下からは現場のやり方でやらせてほしいと青島にお願いされる。
出世をとるか信頼できる仲間をとるかの状況でも”正しい捜査”という考えはブレず、青島に犯人確保をさせる。
そんな室井の決断力から学ぶべきは、組織にいる人間こそ自分の価値観を信じることが処世術になることだな。
若手社員の頃は、素直さや愛嬌でなんとか許されることもあるが、後輩ができ、チームのリーダーという立場になれば、仕事上、部下に注意するなど嫌われ役を買わなければいけない場面も増えてくるだろう。
会社の中の腫れ物のような存在にならないためには、上司としての信頼と人として愛嬌を感じるメリハリのある人間性が大事だぞ。
室井というキャラクターは、実にそこが味わい深い男だ。
東大卒が多数を占めるキャリア組の中で少数派の東北大学卒で、特技がきりたんぽ鍋づくりという、官僚という経歴とはギャップを感じさせる人間味が共感をよぶポイントだ。
上下の関係を超えて、多くの味方を得ることが中間管理職の財産になるんだ。
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青島刑事や室井慎次以外にも観るたびに感情移入できる登場人物が多い作品だから、会社の人間関係で迷った時はぜひ参考にしてくれ!【拡大画像を含む完全版はこちら】