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クエストラヴ「ディアンジェロの新作99%が完成!」、週末には来日してDJ出演も

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昨年から話題に上り始めていたディアンジェロの復活新作。その鍵を握るザ・ルーツのドラマー、クエストラヴによると「99%が完成している」らしい。「あまり大袈裟に言いたくはないけど、これは我々の時代のスライ・ストーン『暴動』だと思う」「天才的」と説明する彼も、2000年の名盤『VooDoo』に続く作品を共に作れることに興奮しているようだ。

「1日18時間もスタジオで作業したこともあった。朝の6時にディアンジェロと共にスタジオに舞い戻ってドラムの録り直しをするなんて、そんなことザ・ルーツでもやったことが無い。ディアンジェロのためにならやるよ。今はそんな風に過密に作ってきた音楽をちょっと客観的になって聴き返している所だ。ちょっと気を緩めてね」とのこと。相当な密度で作業し、今はそのパッケージング作業に取り掛かっているようだ。また内容については、「13年ぶりのアルバム、そして作業自体は2004年から初めている。でも彼は時代に左右されない、常にクラシックで普遍的な才能を持ったアーティストだ。もしかしたら今作を聴いた人が完全に理解するには、10年かかるかもしれない。もしかしたら5年後にリリースされても、全く古びて聴こえないと思う。とにかく彼はそれくらいすごいアーティストなんだ」と語っている。

最近、フランク・オーシャン、ブルーノ・マーズらのように人種やジャンルを軽々と飛び越えてゆくアーティストが登場し、新たなソウル・クラシックとでも言えそうな音楽が各所で産まれている。嘗てのディアンジェロの登場も、そういった雰囲気と似ていた。そしてまた今、時代は巡ると言うか、最高のタイミングでリリースが迫ってきたのである。

これ迄の間ディアンジェロはひたすらギターを練習し、キーボードで独自の音を創り上げ、新しい音楽に身を浸し続けてきたという。クエストラヴ曰く、「彼は完璧主義者だから、ギターを弾くなら一流のギタリストになれるまで人前で披露しようとしないんだ」とのこと、彼の強迫的なまでのこだわりとプライドが伺える。13年ぶりの新作、まさに練り上げに練り上げた内容になっていそうだ。

そしてクエストラヴ自身、1月25日(金)東京・代官山AIRにてDJ出演が決定している。アナログ収集家として5万枚以上ものレコード・コレクションを誇っているクエストラヴ。DJとしても毎回、ヒップホップ、ハウス、80’s、レアグルーヴなどを自在にクロスオーバーさせるプレイでフロアを熱狂の渦に巻き込み、高い評価を得ているが、今回は3時間のスペシャル・ロングセットでDJプレイを披露してくれる。

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