オスカー主要6部門ノミネートのブラッドリー・クーパー主演作、予告公開

　ブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスが共演した「世界にひとつのプレイブック」の予告編第2弾が、このほど公開された。

・【動画】「世界にひとつのプレイブック」予告編第2弾

　「ザ・ファイター」（2011）で知られるデビッド・O・ラッセル監督が、心に傷を抱えた男女が再生に向かう姿を温かく描く。クーパー、ローレンスをはじめロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーバーら名優が出演している。

　第85回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞の主要6部門を含む8部門にノミネート。ウォーレン・ベイティ監督の「レッズ」（1981）以来、31年ぶりに全演技部門にノミネートされる快挙を果たした。ローレンスは、第70回ゴールデン・グローブ賞で主演女優賞（コメディ／ミュージカル）を受賞しており、アカデミー賞の行方にも注目が集まる。

　妻の浮気で心のバランスを崩したパットは、両親とともに実家暮らし。妻のことが忘れられずにいたある日、事故で夫を亡くした女性ティファニーと出会う。ふたりは友人となるが、過激で突飛な行動を繰り返すティファニーに、パットは振り回されてばかりいた。

　予告編は、クーパーとローレンスが、過去から立ち直ろうと奮闘する男女の姿を、繊細かつユーモラスに熱演。クーパー演じるパットが、アーネスト・ヘミングウェイの名著「武器よさらば」の結末に納得がいかないと早朝に騒ぎ立てるエピソードなど笑いを誘いながらも、現代人が抱える心の問題にスポットを当てた。

　「世界にひとつのプレイブック」は、2月22日から全国で公開。

【作品情報】
・世界にひとつのプレイブック

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