『ヘルボーイ』のデル・トロ製作のホラーが首位発進 - 全米週末興収

米BOX OFFICE MOJOは1月18日～1月20日の全米週末興業成績を発表した。

『パンズ・ラビリンス』、『ヘルボーイ』などファンタジックな映像表現で知られるギレルモ・デル・トロ製作の最新作『Mama（原題）』が初登場1位。

スペインのCMディレクター、アンドレス・ムシェッティが2008年に発表した自作の同名短編ホラーを長編化し、監督デビューを果たした。

両親の殺害後5年間行方不明だった幼い姉妹が森の中で発見され、おじとその恋人に引き取られたが、5年もの間生き延びることができた恐ろしい秘密が徐々に明かされていくミステリー・ホラー。

前週トップの『ゼロ・ダーク・サーティ』は2位にランクダウン。

デヴィッド・O・ラッセル監督によるコメディー・ドラマ『世界にひとつのプレイブック』が前週10位から3位に躍進。

2013年アカデミー賞で8部門のノミネートが発表され、公開10週目にして初のトップ3圏内に入った。

5位の『Broken City（原題）』は、不正が蔓延する街の市長に嵌められた元刑事の復讐を描いた犯罪スリラー。

『ザ・ウォーカー』のアレン・ヒューズ監督作で、市長と妻役にはラッセル・クロウとキャサリン・ゼタ＝ジョーンズ、元刑事役をマーク・ウォールバーグが演じている。

その他、メキシコへの逃亡を目論む麻薬王に立ち向かう、国境の町の保安官を描いたアーノルド・ シュワルツェネッガー主演のアクション・スリラー『The Last Stand（原題）』が10位にランクインした。

【拡大画像を含む完全版はこちら】