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興収20億越え確実!「東京家族」女性宣伝マン、着物姿で大ヒット御礼行脚

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 山田洋次監督の最新作「東京家族」が、興行収入20億円突破を確実なものとする絶好のスタートを切ったことがわかった。配給・松竹で同作の宣伝、営業を担当した女性社員3人が1月21日、東京・築地の映画.com編集部に来社。ロケ地となった広島・大崎上島とのタイアップ商品を持参し、同作の大ヒットを報告した。

【フォトギャラリー】あでやかな着物姿で編集部を訪問した女性宣伝マンたち

 山田監督の監督50周年作品として製作された「東京家族」は、同19日に全国317スクリーンで公開した。週末2日間で観客動員約19万2500人、興収約2億700万円を記録。「おとうと」「母べえ」との対比でも遜色なく、ターゲットであるシニア層が週末以上に平日稼働を見込めることから、興収20億円は間違いないものとみられる。

 同社宣伝部所属の森岡裕子さん、本橋彩さん、同営業部所属の藤井香奈芽さんはこの日、私物の着物姿で登場。「母べえ」に続き、2度目の山田作品の宣伝担当となった森岡さんは「これまで以上に、若い方々の心に響く作品としてはダントツ。作品にかかわって共感しやすかったですし、やりがいもありました」と語る。

 入社4年目、昨夏から宣伝部所属となった本橋さんが山田作品にかかわるのは初めて。素顔の巨匠を、「とても身近な方でいろいろなことをお話ししてくださいます。宣伝にもたくさん協力してくださいました」と目を輝かす。営業担当の藤井さんも、「山田監督のお名前だけで皆さんの反応が違う。それだけ大きな作品にかかわらせていただいているんだと実感しました。これからの松竹での社員人生で大きな財産となった」と笑みを浮かべた。

 森岡さんによれば、公開週末の初動はシニア層が中心だったというが「この作品は、若い方々にこそ見て欲しいんです」と力を込める。今後は、口コミを中心に宣伝マンもTwitterやFacebookを駆使し、積極的にパブリシティに努める。本橋さんを筆頭に「きれいな涙を流した感覚を忘れたくない」と口をそろえており、ひとりでも多くの観客に届く宣伝活動を全力で敢行する。

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