「メタリカ」3D映画、8月に全米公開　メンバー＆デイン・デハーン出演

　米ヘビーメタルバンド「メタリカ」の3D映画のタイトルが、「Metallica　Through The Never」に決定。オンラインDVDレンタルサービス「ネットフリックス」での公開に先駆け、8月9日に全米公開されることがわかった。

　今作は、エイドリアン・ブロディが主演したSFアクション「プレデターズ」（2010）のニムロッド・アーントル監督がメガホンをとり、実際のライブ映像と物語を融合させた。バンドメンバーの4人をはじめ、「アメイジング・スパイダーマン」の続編で、ハリー・オズボーン役を演じる気鋭の俳優デイン・デハーンが出演。ライブで人生が一変してしまうほどの衝撃を受けるツアー・スタッフを演じる。3D映像で撮影した昨年8月24、25日のカナダ・バンクーバー公演の模様も収録される。

　配給を担当するピクチャーハウスのボブ・バービー氏は、米The Wrapに「バンドとファンの本質に迫っている。コンサートの模様を盛り込んだエンタテインメント作品でありながら、デイン・デハーンら若手俳優が参加した楽しい作品になった」と語っている。

　同バンドは、04年にアルバム「メタリカ」のレコーディング過程を追ったドキュメンタリー映画「メタリカ：真実の瞬間」（ジョー・バーリンジャー、ブルース・シノフスキー監督）を製作した。

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写真：ロイターアフロ