普段、なにげなく目にしている街中の看板やロゴ。知らない街でもお目当ての店を見つけることができるのは私たちをナビゲートしてくれる 目印があるから。この目印に隠された意外な由来(ゆらい)を探ってみたい。
前編である今回は、おなじみのチェーン店のロゴの秘密をご紹介しよう。
■マクドナルドのロゴ「M」の由来は?
日本人にとって最も親しみのあるファストフードのお店と言えば、やはり「マクドナルド」。アメリカのイリノイ州シカゴ郊外に1955年に第1号店がオープン(日本では1971年に銀座三越に初めて出店)以来、世界中に愛されて続けている。
お店の目印は遠くからでも見つけやすい「M」のロゴ。学生、ビジネスマン、親子連れ問わず利用しやすい点で、街のオアシス的存在といっても過言ではない。電源が使用できる席を備える店には、いまどきのノマドビジネスマンもちらほら。
さて、「M」のロゴはマクドナルドの「M」かと思いきや、そうではない。シカゴの第1号店には建物の両側の地面から屋根に向かって金色の大きな2本のアーチがあり、この2本のアーチを横から見ると「M」の字のように見える。「M」のロゴは、この2本のアーチが原型となったのだそう。
おまけでトリビアをもうひとつ。おなじみのマスコットキャラクター「ドナルド」は「ロナルド・マクドナルド」が正式名。日本進出当時、日本人には発音しにくい名前だったため「ドナルド」になったのだとか!
■スターバックスの「あの女性」は一体誰なのか?
言わずと知れた世界最大のカフェチェーン「スターバックス・コーヒー」。店名の由来はアメリカの文豪、メルヴィルの小説『白鯨』に登場する一等航海士、スターバックから。日本では、気軽に利用できるおしゃれカフェの代名詞にもなっている。1996年に東京の銀座松屋通り店がオープンした。この日本の1号店が海外初出店だったことを知っている人は意外にも少ない。
さて、スターバックスのロゴに描かれているあの女性は誰なのか。その名は「セイレン」。ギリシャ神話に登場する2つの尾をもつ伝説上の人魚で、美しい歌声で船乗りたちを惑わしたとされる。創業当時は全身が描かれていたが1992年に今の形に変わった。
現在のロゴは4代目。40周年を迎えた2011年から「STARBUCKS COFFEE」の文字が消えてシンプルになっている(これはマメに通っていた人でないと気づかないかもしれない!)。ロゴもお店も、次なる進化が楽しみだ。
■街にはたくさんのオモシロ看板がひそんでいる!
さて、あらためて道に並ぶお店に目を向けて見ると、街にはさまざまなオモシロ看板があふれている。その一部をスナップでご紹介する。
トムヤムクンラーメンが有名なタイ料理屋の立体看板。なんとはしとめんが上下に動いている。
こんなところにバス停? と思ったらこれも看板。ベンチまであるところがニクい。
壁のペイントがひときわ目を引く建物(1階はギャラリー)。建物全体が看板化。
あなたの住む街にもきっと気になる看板があるはず。目をこらせば、見慣れた風景の中にもまかふしぎな看板ワールドが広がっているはずだ。
(撮影・取材/スナメリ舎、取材協力/スターバックス コーヒー ジャパン、日本マクドナルド)
【関連リンク】
【コラム】意外と知らないマクドナルドのサービス|コブス横丁|COBSキャリア 20代の転職「前」コラム&コミュニティサイト
【アンケート】マクドナルドで一番好きなメニューは××!
【コラム】社会人はマクドナルドを利用しない!?
前編である今回は、おなじみのチェーン店のロゴの秘密をご紹介しよう。
■マクドナルドのロゴ「M」の由来は?
日本人にとって最も親しみのあるファストフードのお店と言えば、やはり「マクドナルド」。アメリカのイリノイ州シカゴ郊外に1955年に第1号店がオープン(日本では1971年に銀座三越に初めて出店)以来、世界中に愛されて続けている。
お店の目印は遠くからでも見つけやすい「M」のロゴ。学生、ビジネスマン、親子連れ問わず利用しやすい点で、街のオアシス的存在といっても過言ではない。電源が使用できる席を備える店には、いまどきのノマドビジネスマンもちらほら。
さて、「M」のロゴはマクドナルドの「M」かと思いきや、そうではない。シカゴの第1号店には建物の両側の地面から屋根に向かって金色の大きな2本のアーチがあり、この2本のアーチを横から見ると「M」の字のように見える。「M」のロゴは、この2本のアーチが原型となったのだそう。
おまけでトリビアをもうひとつ。おなじみのマスコットキャラクター「ドナルド」は「ロナルド・マクドナルド」が正式名。日本進出当時、日本人には発音しにくい名前だったため「ドナルド」になったのだとか!
■スターバックスの「あの女性」は一体誰なのか?
言わずと知れた世界最大のカフェチェーン「スターバックス・コーヒー」。店名の由来はアメリカの文豪、メルヴィルの小説『白鯨』に登場する一等航海士、スターバックから。日本では、気軽に利用できるおしゃれカフェの代名詞にもなっている。1996年に東京の銀座松屋通り店がオープンした。この日本の1号店が海外初出店だったことを知っている人は意外にも少ない。
さて、スターバックスのロゴに描かれているあの女性は誰なのか。その名は「セイレン」。ギリシャ神話に登場する2つの尾をもつ伝説上の人魚で、美しい歌声で船乗りたちを惑わしたとされる。創業当時は全身が描かれていたが1992年に今の形に変わった。
現在のロゴは4代目。40周年を迎えた2011年から「STARBUCKS COFFEE」の文字が消えてシンプルになっている(これはマメに通っていた人でないと気づかないかもしれない!)。ロゴもお店も、次なる進化が楽しみだ。
■街にはたくさんのオモシロ看板がひそんでいる!
さて、あらためて道に並ぶお店に目を向けて見ると、街にはさまざまなオモシロ看板があふれている。その一部をスナップでご紹介する。
トムヤムクンラーメンが有名なタイ料理屋の立体看板。なんとはしとめんが上下に動いている。
こんなところにバス停? と思ったらこれも看板。ベンチまであるところがニクい。
壁のペイントがひときわ目を引く建物(1階はギャラリー)。建物全体が看板化。
あなたの住む街にもきっと気になる看板があるはず。目をこらせば、見慣れた風景の中にもまかふしぎな看板ワールドが広がっているはずだ。
(撮影・取材/スナメリ舎、取材協力/スターバックス コーヒー ジャパン、日本マクドナルド)
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