貞子登場でMAKIDAIびっくり！劇団EXILE舞台公演『SADAKO』制作発表会見

　1月16日（水）東京ジョイポリスにて、劇団EXILEの舞台公演『SADAKO ～誕生秘話～』の制作発表が行われ、「劇団EXILE」から町田啓太、小澤雄太、野替愁平と、女優の長谷部優、天野浩成らが出席。そして会見には、EXILEのパフォーマー・MAKIDAIがスペシャルゲストとして登場し、出演者とともに写真撮影が行われた。そんな中、舞台上に貞子の姿が！突然の貞子乱入で、驚くMAKIDAIと出演者陣だったが、苦笑いしながらも貞子を交えての写真撮影となった。

　同舞台の脚本は、「リング」シリーズ原作者の鈴木光司氏が、小説「バースデイ」（角川書店）の中の短編「レモンハート」をベースに書き下ろしたもの。鈴木氏に花束を渡したMAKIDAIは、「リングの初舞台化、楽しみにしています。映画は、怖くて面白くて画面に釘付けになりました。今作は、リングシリーズの主である貞子のストーリーということで、とても楽しみです。5月からの舞台頑張ってください！」とエールを送った。

　原作者の鈴木氏は、山村貞子という女性の悲しみと、真の人物像を描き出す一方で、「リング」シリーズの一環としてのホラー要素も忘れない、新たな演劇空間を創出すると語っている。本作は、貞子の同期で音響効果を担当していた遠山の視点で描かれていくのだが、「劇団飛翔」に所属しながら舞台女優を目指していた貞子の青春時代、彼女を取り巻く大人たち、恋人、友人らとの複雑に絡み合う人間模様、そして彼女の人生に秘められた挫折と怨念を、貞子に想いを寄せていた遠山の視点を通して、感動と涙をからめて綴る「山村貞子の真実」に迫る物語になっている。

　舞台は1988年。山村貞子は女優を志し劇団飛翔に所属していた。劇団公演を目前に、主演女優が急遽降板したことから、貞子に白羽の矢が当たり主演に抜擢されるが、ある理由がきっかけで役を下ろされてしまう。その後貞子は、誰にも告げず劇団から姿を消すが、10年後に貞子を追う新聞記者が現れ、物語は急展開していく。25年前に劇場で起こった出来事とは？そして貞子失踪の真相とは!? 舞台というライブ空間で「リング」シリーズの具現化に、どう挑戦するのか注目が集まる。鈴木光司氏と劇団EXILEが懇親のタッグでお届する同舞台にぜひご期待ください！

■劇団EXILE公演『SADAKO ～誕生秘話～』
【東京公演】2013年5月3日（金・祝）～5月12日（日）
【大阪公演】2013年5月15日（水）
【名古屋公演】2013年5月23日（水）
【静岡公演】2013年5月25日（土）、5月26日（日）
※詳細は公式ホームページへ

【出演】劇団EXILE：町田啓太、小澤雄太、野替愁平、八木将康
長谷部優、天野浩成