【全米映画ランキング】「96時間　リベンジ」V2。ベン・アフレック監督・主演の「アルゴ」は2位デビュー

　先週末の全米ボックスオフィスは、4本の新作がランクインするも、リーアム・ニーソン主演の「96時間　リベンジ」が約2250万ドルの興収でV2を果たした。

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　同作の10日間の累計興収は、約8700万ドルとなり、今週中に1億ドルに到達する模様。前作の最終興収1億4500万ドルを超えられるかは今週末の成績如何ということになる。

　オープニング興収約2000万ドルで2位デビューとなったのは、公開前から絶賛評が多かったベン・アフレック監督・主演の話題作「アルゴ」。イラン革命真っただなかの1979年に起きたCIAによる奇想天外なイランアメリカ大使館人質救出作戦を完全映画化。本年度アカデミー賞のノミネートは確実といわれており、来年2月まで息の長い興行になりそうだ。アフレックとの共同製作にジョージ・クルーニーとグラント・ヘスロフ。共演は「ドライヴ」「トータル・リコール」のブライアン・クランストンにアラン・アーキン、ジョン・グッドマン。

　「アルゴ」に僅差で3位デビューとなったのは、イーサン・ホーク主演の超自然スリラー「Sinister」。一家惨殺事件があった家に引っ越してきたノンフィクションライター（ホーク）が屋根裏部屋においてあった8ミリフィルムを見たあとから様々な悪夢に苛まれていく姿が描かれる。監督は「地球が静止する日」「エミリー・ローズ」のスコット・デリクソン。

　5位デビューはケビン・ジェームズ主演の「Here Comes the Boom」。ジェームズ演ずるダメ教師が財政的に苦しい高校を救うため、格闘技大会に出場するスポ根コメディ。監督は「Mr.ズーキーパーの婚活動物園」でもジェームズと組んだフランク・コラチ。共演にサルマ・ハエック。

　その他、コリン・ファレル、サム・ロックウェル、アビー・コーニッシュ、ウッディ・ハレルソン、トム・ウェイツ、オルガ・キュリレンコ、クリストファー・ウォーケンという豪華スター共演の犯罪コメディ「Seven Psychopaths」は9位デビューとなってしまった。

　今週末は、タイラー・ペリー主演のスリラー「Alex Cross」に、大ヒットシリーズ最新作「パラノーマル・アクティビティ4」が公開となる。

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