ウェスタン＋スーパーナチュラル！　コミックの映像化を『LOST』プロデューサーが手がけることに

『LOST』で製作総指揮者を務めたカールトン・キューズが、西部開拓時代を舞台にしたグラフィックノベル・シリーズ『The Sixth Gun』を、米NBCに向けて映像化することになった。

オニ・プレス刊行の原作コミックは、2010年から刊行され、アメコミ界で最も権威のあるアイズナー賞にノミネートされた作品。アメリカ南北戦争のさなか、不可思議な力をもつ伝説の6挺の銃を殺し屋たちが手に入れた。そして終戦後、ベッキーという無垢な少女が、最も強力で危険な6挺目の銃を見つけてしまう。暗黒の力が目覚め、命をねらわれるベッキーを、謎のガンマンが助けることになる。

原作者のカレン・バンとブライアン・ハートが手がけたコミックにはほかに『The Damned』という作品があり、Showtime局で映像化のプロジェクトが動いている。こちらは、呪いをかけられた男がシカゴギャングに扮した悪魔の闘争に巻き込まれるというストーリーだ。

さらに、キューズは本作のほかに、映画『サイコ』の前章となる『The Bates Motel』（A&E局）や、ヴァンパイア・ウィルスの恐怖を描く『The Strain』（FX局）をギレルモ・デル・トロとともに立ち上げているところ。『LOST』で発揮した手腕が新作の数々で生かされることになるだろう。（海外ドラマNAVI）


Photo：『LOST』
（c）(c)Touchstone Television/www.HollywoodNewsWire.net

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