田原俊彦「心の中に宿っています」尊敬するアーティストはM・ジャクソン

　タレントの田原俊彦が10月16日、都内で行われた仏映画「アーティスト」のブルーレイ＆DVD発売記念イベントに登場した。無声映画のスター俳優が経験する、新進女優とのロマンスと転落を白黒サイレントで描いた、フランス映画初の米アカデミー賞作品賞受賞作。田原は「僕のキャリアも山あり谷あり。それでもお客さんに夢を見せてあげるのが、アーティストの役目。僕自身も止まるわけにはいかない」と決意を新たにした。

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　尊敬するアーティストには、2009年に死去したマイケル・ジャクソンさんを挙げ「彼のライブはまるで“ひとりディズニーランド”。見るたびに心が踊るし、僕もディナーショーではマイケルのメドレーを取り入れている。愛しているし、心の中に宿っています」と熱弁。本作については「技術が進歩しても、表情や芝居、音楽だけでもキャラクターの心情は伝わるもの。そんな映画本来のあるべき姿を見た。エンターテイナーとして勉強になった」とアピールしていた。

　イベントにはプロスケーターの澤山璃奈も出席し「セリフがなく、音楽の要素が強い点はフィギュアスケートに近い。言葉が少ない分、いろいろと自分で考えるので、映画の世界に引き込まれた」と語った。ブルーレイ＆DVDには、カラーで撮影されたメイキングやNGシーン集、メガホンをとったミシェル・アザナビシウス監督と三谷幸喜監督の対談といった特典映像が収録されている。

　「アーティスト」ブルーレイ＆DVDは10月17日発売。

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