時代劇ではなく「超現代劇」!?『白虎隊（仮）』撮影快調！国仲は恋愛担当!?

　テレビ東京では、昭和54 年から毎年1 月2 日に長時間の娯楽時代劇を放送し、多くの視聴者の皆様にお楽しみいただいてきた。35作品目となる、来春の作品は、今なお語り継がれている、会津の若き隊士たちが自刃して果てた「白虎隊」の悲話を、会津藩家老・西郷頼母（主演・北大路欣也）の家族を中心に描く。

　同作品は、9月20日にクランクイン。物語の中心となる西郷家のシーンは10月初頭より都内撮影所にて撮影が始まった。西郷家は西郷頼母と妻・千重子の間に2男5女があったほか、頼母の親兄弟も共に暮らす賑やかな大家族だ。この度、西郷頼母（北大路欣也）、頼母の妻・千重子（黒木瞳）頼母の妹・眉寿子（国仲涼子）頼母の母、律子（渡辺美佐子）がセットにて撮影を報告した。

　撮影の感想を北大路は「大変です。限られたスケジュールの中、俳優陣然り、スタッフの皆さんも大変だと思います。現場の人間としては、今はまだ、過去を振り返ったり先を見る余裕はなく、その日その日をどういう風に消化していくかということを考えています。この作品は、時代劇ではなく“超現代劇”だと思っています」と語り、役を演じた感想を黒木は「千重子は潔くて、内に秘めた強さのある女性。演じれば演じるほど、その強さに圧倒されそうになります」とコメント。

　一方、国仲は「衣装合わせの際に、監督から「眉寿子さんは、恋愛担当でお願いします」と言われたとおり、たくさん恋愛させて頂いています（笑）。泣いたり笑ったり、女の子らしい色々な表情を見せていると思います。白虎隊は切ないお話というイメージが強いですが、家族と一緒にいるときの様子は、現代も変わりはないと思います」と“超現代劇”と言わしめた所以をのぞかせた。また、渡辺は「この西郷家というのは、すごく仲が良く助け合って、でも、自分たちが武士の一族だということを、幼い子どもまでが皆心得ていて。殿様のために戦って死ぬのは全然怖くない、という気持ちがあります。時代劇ということで、言葉遣いや佇まいこそ違えど、家庭の中では和やかな大家族ですので、私自身も家の中でのシーンは、時代劇ということをあまり意識せず、普通の家族を演じました」と感想を述べた。

　新春ワイド時代劇『白虎隊（仮）』は2013年1月2日17時から一挙7時間放送！続報をお楽しみに！

■新春ワイド時代劇『白虎隊（仮）』
2013年1月2日（水）17時～（テレビ東京系）