『バフィー ～恋する十字架～』を手がけたジョス・ウェドンが、唯一悔いていることは？

監督作の『アベンジャーズ』を昨年大ヒットに結びつけ、現在はスピンオフとなるTVシリーズ『S.H.I.E.L.D.』の製作総指揮を担っているジョス・ウェドン。その彼が、1997年から2003年に手がけた人気ドラマ『バフィー ～恋する十字架～』で、ただひとつ悔いていることがあるという。

それは、『バフィー』のアニメ化を実現できなかったこと。

2002年に立ち上がったこの企画は、高校時代のバフィーたちを主人公にすえた設定で、ジョスやジェーン・エスペンソンを含む実写シリーズの脚本家たちが参加していることから、ファンの間で話題になった。約4分間のパイロット映像も作られたが、結局、いずれのネットワーク局も採用を見送っている。

「『バフィー』でやりたかったことはほとんど全てやり尽くしたけれど、唯一心残りなのは、アニメ版を実現できなかったことだ。この企画には実写シリーズの脚本家たちが取り組んでくれていた。7話分の脚本を仕上げて、実写でできないことをやろうとしていた。脚本の執筆は本当に楽しかったけれど、売り込みがうまくいかなかったんだ。今でも理解に苦しむよ」と、悔しそうに話すジョス。

大勢のファンの支持を集めた『バフィー』のアニメ化に、ネットワーク局が二の足を踏んでしまったのはなんとも残念。ウェブ配信など選択の幅が広がっている今、あらためて企画が持ち上がらないものだろうか。(海外ドラマNAVI)

Photo：ジョス・ウェドン
（c）Manae Nishiyama/www.HollywoodNewsWire.net


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