家族の絆が一番！原案・仁鶴も先祖役で登場、笑福亭仁鶴50周年記念ドラマ『だんらん』

　今年50周年を迎える笑福亭仁鶴が原案のドラマ『だんらん』が1月4日（金）午前9時55分から関西テレビで放送される。古典落語のエッセンスである「身近な事件」の「おかしさ」や「機知」を加えながら、今の時代を生きる家族が巻き込まれる“小事件”を描くオリジナルストーリー。出演は村上ショージ、南野陽子、近藤正臣など関西にゆかりのある俳優陣が勢ぞろい。また原案者である笑福亭仁鶴も先祖役として登場する。

　今作の原案を手がけた仁鶴は「『だんらん』というものは、本来車座に座って楽しく集うということやそうです。おじいちゃんがいて、お父さん、お母さん、娘、息子がいてて、それぞれ問題を抱えてるんやけど、家庭へ帰ってきたらホッとしながらちょっとでもほぐれるという。それが、『だんらん』ということになるんやと思います。家族というものの絆が一番。今、お父さんもお母さんも忙しいですから昔みたいにはいきませんやろけど、最後の憩いの場所は家族であって、家庭やと。そういうことを感じ取っていただけるんやないかなぁと思います。とりあえず絶対に見ていただくことです。また、少し落語の世界みたいな部分があって、笑いが必ずあるという。そこらも楽しんでもろうたらええと思います」とメッセージを寄せた。

　“自分には、もう何もない”と生きる意味が分からなくなったおじぃが、おとん、おかん、子供たちの小さな悩みを見つめることで「まだ死ねないな」と少しだけ前を向く。ちょっとおかしな日常の中で、改めて見つめなおす家族の絆と面白さ。そして生きること。50周年を迎える仁鶴が見つめてきた落語と現代の中で、最も伝えたかった「人と人とのぬくもり」を丁寧に描いていく。

　さらに「いま」を表現すべく、撮影にはiPhone5を使用するというテレビドラマ界初の常識越えにチャレンジ。いまや最も身近な存在となったスマートフォンならではの距離感を活かした生々しい映像表現にも注目だ。どうぞお楽しみに！

■笑福亭仁鶴50周年記念ドラマ『だんらん』
2013年1月4日（金）午前9:55～11:20（関西テレビ・関西ローカル）

【出演者】笑福亭仁鶴（原案）、村上ショージ、南野陽子、菅田将暉、矢倉楓子（NMB48）、佐藤二朗、ほっしゃん。、木下百花（NMB48）、與儀ケイラ（NMB48）、大平サブロー、オール巨人、近藤正臣