「トワイライト」ロバート・パティンソン主演　クローネンバーグの最新作が公開決定

　鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督の最新作「コズモポリス」が2013年4月13日から日本公開されることがわかった。

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　映画「裸のランチ」や「クラッシュ」など独特の世界観を持った作品を作り続けるクローネンバーグ監督。今作の原作は、現代アメリカ文学最大の巨匠と呼ばれるドン・デリーロの同名小説で、クローネンバーグも「自己最短の6日間で脚本を書き上げることができたのは、原作の美しい台詞のおかげだ」と語っているほど、極上のサスペンスだ。

　舞台はニューヨーク。28歳にして大富豪となった投資家のエリック・パッカー（ロバート・パティンソン）は、金の動きに一喜一憂し、大損の危機に面しながらもセックスの快楽に溺れている。その彼の背後からは暗殺者が迫っており、彼の1日は狂い始める。
　若き証券市場の成功者が自ら破滅していく物語と、人生の敗者が彼を暗殺しようとする物語が交錯し、サスペンスフルな展開となっている。

　そして、「トワイライト」シリーズで注目された俳優ロバート・パティンソンが主演を務めたことも注目。「トワイライト」とは全く違う、ヴァイオレンスと狂気に満ちた男を熱演し、2012年カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された際にも大きな話題となった。

　公開されたティザーポスターは、ゴージャスな装飾が施されたリムジンの中でうつむいているエリック・パッカーと車窓から見える大都市ニューヨークというスタイリッシュかつ不穏な空気を感じさせるもの。映画の世界を期待させるに十分な世界観に期待が高まる。

　映画「コズモポリス」は2013年4月13日からヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかで全国順次ロードショー

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