「同時進行ドキュメント」でテレビ報道60年の歴史を振り返る！『報道の日2012』9時間半の生放送

　昨年12月25日、TBS系列が15時間の生放送を行った『報道の日 2011 記憶と記録そして願い』。国内外の様々なニュースやスポーツを振り返り、昨年3月11日に起きた東日本大震災を様々な側面から検証。史上初の試みとなった「同時進行ドキュメント」という手法を用い、あの日、14時46分の地震発生時刻から、東北地方を中心とした被害の広がり、福島第一原発の大事故、首都圏の混乱、政府の対応などを時間の経過と共に伝えた。「あの時、自分はこんなことをしていた」とか、「私は、ここで不安な気持ちでいた」など、多くの視聴者があの日の出来事に思いを馳せた。そして、本日30日（日）あさ8時から『報道の日2012』と題して、今年1年の出来事やテレビ報道60年の歴史を振り返る番組を9時間半の生放送する。

　番組は、あさ8時00分～11時25分と、11時25～17時30分の2部構成で放送。第一部『サンデーモーニング年末スペシャル～「ニッポンは蘇るか？」』では、政治・経済・社会･･･等々、多くの分野で行き詰まり感を強める日本において、様々な分野で凄き出した若者たちを中心とした新たな動きを徹底取材。従来の大量生産・大量消費・競争社会などの価値観から新たな価値観への転換と、その背景にある「日本人の智慧」を探る。

　そして、第二部『テレビ60年あの時の真実～重大ニュース同時進行ドキュメント～』では、「同時進行ドキュメント」をテレビ60年の映像を舞台に展開。1969年、アポロ11号から人類が初めて月面に降り立ったのは11時56分、今年、茨城県つくば市を襲った竜巻の被害の一報が消防に入った12時46分、さらに2004年、東京地裁で、オウム真理教の松本智津夫被告（当時）に死刑判決が言い渡されたのは、15時14分だった。また、金正日総書記の死去発表など北朝鮮の重大ニュースの放送はなぜ正午なのか？など、テレビ放送が始まった1953年2月から60年を振り返り、誰もがテレビニュースで見たあの事件を、発生時刻にこだわりながら、生放送中の同じ時刻に紹介。同時に、総力取材で明らかになった、その事件に隠された秘話を伝えていく。

■『報道の日2012』
2012年12月30日（日）あさ8時から9時間半生放送（TBS系）
【司会】関口宏、膳場貴子

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