140以上の国と地域で話題を集めているHBO製作(「セックス・アンド・ザ・シティ」「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」)のダーク・ファンタジードラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」。待望の日本初放送に際し、「ロード・オブ・ザ・リング」「パトリオット・ゲーム」などで知られる主演のショーン・ビーン、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞で助演男優賞を獲得している「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」の個性派ピーター・ディンクレイジからメッセージが届いた。
映画以上のスケールで描かれる大人向けのダーク・ファンタジードラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の世界
全世界で1,500部を突破した原作の作者であり、共同特別総指揮を務めるジョージ・R・R・マーティンと、製作総指揮のデヴィッド・ベニオフ、ダン・B・ワイスからのコメントも。架空の王国(七王国)で覇権を巡っての争いが繰り広げられる本作。ファンタジーの前に“ダーク”とついている通り、内容はむしろ大人向け。世界各地で敢行されたロケーションによる映像美も話題を集めている。
原作シリーズを読み始めてすぐ、「僕が記憶する限り、今まで読んだ中で最高の本だと思う」と15年来の友人のダンに電話をしたデヴィッド。「最大の魅力は大勢の登場人物のそれぞれの視点や物語が巧みに織り込まれていること。作者のジョージはストーリー・テリングのマスターだ!」と興奮気味に語る。
ダンも夢中になった。「舞台は架空の国だが、そこは我々の世界に色々な意味でよく似ていて、また色々な意味で全く似ていない。王国の権力を証明する鉄の玉座を勝ち取るための戦いが繰り広げられるんだ」。ふたりは原作の魅力を十分に伝えるには、映画ではなくTVシリーズにすべきだと考えた。そして幸運にも原作者のジョージが製作に関わることになった。
しかしジョージはオファーが来たとき、少なからずためらいがあったと告白する。「タイトルだけ残して、中身を全部変えてしまい、本質を失ってしまうというパターンが実際にあるんだ。それを知っているから、自分の作品を売るときは不安だった。でもデヴィッドとダンに会った時、彼らが本をよく理解していることが分かった。そして忠実にドラマにしたいという熱意が伝わってきた」。
そして実生活からもストーリーの要素になるインスピレーションを得たとの、誕生秘話もちらり。「初めてイギリスに行った時、ハドリアヌスの長城を訪れた。そこで古代に思いを馳せ、想像を膨らませた。遠くを見渡して、この荒野にはどんな人が住み、どんな獣が住んでいたのだろうってね。そして架空の国に息づく、白と黒では割り切れない、複雑な人物たちの物語を描いたんだよ」。
ウィンターフェルの城主、エダード・スタークに扮するショーンはイギリス出身のベテラン俳優だ。「登場人物の誰しもがそうであるように、エダードにも欠点がある。でも彼はとても強い男だ。そして義務感と誇りと忠誠心を持っている。ぜひ演じてみたいと思ったね」。
ところで、ショーンといえば「ロード・オブ・ザ・リング」が浮かぶ人も多い。「あの撮影のときは39歳だった。今は51歳だよ(笑)。馬に乗る役も「ロード~」以来だ。2つの作品には似ている面もあるが、でも『ゲーム~』にはより残酷な要素や、近親相姦、裏切り、セックスなどが盛り込まれている。ショッキングだけれど、でもそういう部分にこそ魅かれたんだ」。
王妃サーセイの弟で通称、子鬼(インプ)と呼ばれるティリオン・ラニスターを演じ、高い評価を受けているのがピーター・ディンクレイジ。「ティリオンは剣の腕前を兼ね備えていないので、それを知性でカバーしている男。裕福で階級も高い家に生まれたけれど、家族との関係は悪い。実生活では、サーセイ役のレナ・ヘディとは長年の友人なんだけどね。とにかくディリオンは賢い。肉体的には恵まれていないけれど、頭を使って困難を切り抜けていく。とても気に入っているキャラクターだよ。あと、彼はお酒と女も大好きなんだ(笑)」。
そして本作をとてもHBO的なファンタジーだと締めた。「『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』の銃を剣と取り換えて、舞台をお城に変えて考えてみてみるといい。『ザ・ソプラノズ』もそうだけれど、すべては素晴らしい脚本から始まる。実は僕はこの作品をファンタジーとは思っていないんだ。もちろんその要素はあるけれど、より現実に基づいている深いドラマだと思うよ」。
「ゲーム・オブ・スローンズ」はスター・チャンネル(BS10ch)にて1月27日(日)より日本初独占放送開始
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ダンも夢中になった。「舞台は架空の国だが、そこは我々の世界に色々な意味でよく似ていて、また色々な意味で全く似ていない。王国の権力を証明する鉄の玉座を勝ち取るための戦いが繰り広げられるんだ」。ふたりは原作の魅力を十分に伝えるには、映画ではなくTVシリーズにすべきだと考えた。そして幸運にも原作者のジョージが製作に関わることになった。
しかしジョージはオファーが来たとき、少なからずためらいがあったと告白する。「タイトルだけ残して、中身を全部変えてしまい、本質を失ってしまうというパターンが実際にあるんだ。それを知っているから、自分の作品を売るときは不安だった。でもデヴィッドとダンに会った時、彼らが本をよく理解していることが分かった。そして忠実にドラマにしたいという熱意が伝わってきた」。
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ウィンターフェルの城主、エダード・スタークに扮するショーンはイギリス出身のベテラン俳優だ。「登場人物の誰しもがそうであるように、エダードにも欠点がある。でも彼はとても強い男だ。そして義務感と誇りと忠誠心を持っている。ぜひ演じてみたいと思ったね」。
ところで、ショーンといえば「ロード・オブ・ザ・リング」が浮かぶ人も多い。「あの撮影のときは39歳だった。今は51歳だよ(笑)。馬に乗る役も「ロード~」以来だ。2つの作品には似ている面もあるが、でも『ゲーム~』にはより残酷な要素や、近親相姦、裏切り、セックスなどが盛り込まれている。ショッキングだけれど、でもそういう部分にこそ魅かれたんだ」。
王妃サーセイの弟で通称、子鬼(インプ)と呼ばれるティリオン・ラニスターを演じ、高い評価を受けているのがピーター・ディンクレイジ。「ティリオンは剣の腕前を兼ね備えていないので、それを知性でカバーしている男。裕福で階級も高い家に生まれたけれど、家族との関係は悪い。実生活では、サーセイ役のレナ・ヘディとは長年の友人なんだけどね。とにかくディリオンは賢い。肉体的には恵まれていないけれど、頭を使って困難を切り抜けていく。とても気に入っているキャラクターだよ。あと、彼はお酒と女も大好きなんだ(笑)」。
そして本作をとてもHBO的なファンタジーだと締めた。「『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』の銃を剣と取り換えて、舞台をお城に変えて考えてみてみるといい。『ザ・ソプラノズ』もそうだけれど、すべては素晴らしい脚本から始まる。実は僕はこの作品をファンタジーとは思っていないんだ。もちろんその要素はあるけれど、より現実に基づいている深いドラマだと思うよ」。
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