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映画の名シーン真似したくなる?「タイタニック」ポーズ、「エマニエル夫人」座り

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 ある一定の条件が揃うことで、思わずそうせずにいられなくなる―いわゆる条件反射はソ連の生理学者イワン・パブロフの実験=「パブロフの犬」により知られるところとなった。一般の人には全く無関係でも、映画好きにだけ特有の反応を引き起こす場所やシチュエーションが存在する。そんな映画ファンにとっての“聖地”や、「パブロフの犬」化させてしまうシチュエーションを紹介しよう。

つい真似したくなる「タイタニック」ポーズ、「エマニエル夫人」座り…をフォトで見る

 まず公開15年を経て、すでに“ニュークラシック”として地位を確立した「タイタニック」のあのポーズ。あまりにベタすぎて真似することに恥ずかしささえ覚えるが、フェリーや釣り船、はては公園の置き物であっても船首であればオール・オッケー。なんだか組体操のサボテンに見えなくもないが、ムードがさめるのでそこは口出し厳禁だ。

 続いて高台や丘の上に連なる階段を駆け上がり、ガッツポーズを決めれば即席「ロッキー」の出来上がり。これも有名すぎて一目で真似しているのがバレたり、奇異な目で見られること必至なので、周りに人がいないのを確認してから実施しよう。「誰にはばかることなく、思いっきりロッキーしたい!」という向きは、アメリカ・フィラデルフィア美術館の正面玄関階段までどうぞ。通称「ロッキー・ステップ」と呼ばれるこちらでは、世界中から集まった老若男女が恥ずかしげもなくロッキーになり切っている。あとは生卵を飲み干せば、身も心も“イタリアの種馬”だ。

 名作再現編としては、トレビの泉やコロッセオなど実在の観光地がふんだんに登場する「ローマの休日」も外せない。まずはヘプバーンのアン王女よろしくスペイン広場でジェラートとしゃれ込みたいところだが、実際は保護のため広場での飲食は禁じられているとのことで注意が必要。真実の口に手を入れて、上着の袖に手首を隠しておどける、グレゴリー・ペックの真似で我慢しよう。もしローマまで行く暇もお金もなかったら、ゲームセンターや各地で見られる、(真実の口に)よく似た遊具で気分だけ味わうことも可能だ。

 次に横断歩道を4人で渡れば、あら不思議、そこがアビイ・ロードに早変わり。ビートルズ同名の名盤、そのジャケット写真として有名なこちらはイギリスの文化遺産として指定を受けており、「映画けいおん!」でもメンバーが訪れる場面が描かれている。なお、文化遺産とはいえアビイ・ロードは現在も普通に使われている道路であり、多くの事故が報告されているので実際訪れた際は要注意。

 さて年の瀬といえば億劫な大掃除のシーズンだが、家が綺麗になってしかも強くなれちゃう、女性誌あたりがほっとかない魔法のメソッドをご紹介しよう。拭き掃除をしながら円を描き、「ワックスかける!」「ワックス取る!」(※たとえワックスを使っていなくても)、これを繰り返すだけでこれまた不思議、家が輝く&カラテまで身についちゃうからアメイジング。こちらはもちろん、ミヤギさんに扮した亡きノリユキ・パット・モリタの怪演が光る「ベスト・キッド」によるもの。ラルフ・マッチオよろしく、手拭いをキリリと頭に巻いて臨めば、ダニエルさん気分で掃除もはかどること請け合いだ。

 もし掃除でかがんだ姿勢が続いて疲れたら、立ち上がってイナバウアーと体を反らせば、あらま、知らずに「マトリックス」よけの一丁上がり。血行がよくなり、もう一度掃除が頑張れそうだが、あんまり反りすぎて倒れると、リンボーダンスの自爆みたいで間抜けになるので気をつけたい。

 そしてこの項、籐の椅子に足を組んで腰掛けるポーズ(乳出し推奨)をもって結びとしたい。今年亡くなった名花シルビア・クリステルを偲んで―。ありがとう、「エマニエル夫人」。(しべ超二)

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