「スノーホワイト」監督が続編離脱、新「ヴァン・ヘルシング」でメガホン？

　「スノーホワイト」のルパート・サンダース監督が、米ユニバーサル・ピクチャーズが準備しているリブート版「ヴァン・ヘルシング」のメガホンをとる方向で、交渉段階にあることが分かった。

　サンダース監督は、ユニバーサルのもとで長編デビューを飾った「スノーホワイト」が世界興収４億ドルの大ヒットを記録したが、主演女優クリステン・スチュワートとの不倫が発覚し、大騒動を引き起こしてしまった。すでに同作は続編製作が決定しており、公に謝罪したサンダース監督とスチュワートがカムバックするのか注目されていたが、ユニバーサルはサンダース監督に続編から退く代わりに「ヴァン・ヘルシング」を打診しているという。

　MovieWebの報道によれば、「スノーホワイト」続編は前作でクリス・ヘムズワースが演じたハンツマン役に焦点を当てるため、スチュワートは出演しないと見られている。ユニバーサルは、監督・主演を代えて続編からスキャンダルのイメージを一掃したい考えのようだ。

　2004年に公開されたオリジナルの「ヴァン・ヘルシング」は、ドラキュラ伯爵やフランケンシュタイン、ウルフマンなど、ユニバーサルが誇る往年のモンスターが登場するアクション映画で、バンパイアハンターであるヴァン・ヘルシング伯爵をヒュー・ジャックマンが演じていた。リブート版は、トム・クルーズが新たに主演すると伝えられている。

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Photo by Jason LaVeris/FilmMagic