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「忘れるくらいなら、マネするな!」サンジにゾロが突っ込んだ「ONE PIECE AWARD」レポ

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「みんなぁ、行くぜぇ! 六本木『Z』海賊団、旗揚げだぁあ!!」
海のない東京・六本木に現れた青い舞台。
レッドカーペットならぬ海をイメージした“ブルーカーペット”のもとに、1000人もの海賊たちが集まった───。

いよいよ明日(12月15日)に迫った映画「ONE PIECE FILM Z」の公開に先駆け、東京・六本木では13日、ONE PIECEファンも交えた一大イベント「ONE PIECE AWARD」が開催された。
屋外イベントスペース・六本木ヒルズアリーナでまず行われたのが、この「六本木『Z』海賊団」の旗揚げ式だ。


《豪華絢爛ブルーカーペット。「六本木『Z』海賊団」出陣!!》
厳しい寒さにもかかわらず、全国のONE PIECEファン約1000人が集結した会場は異様な雰囲気と熱気に包まれていた。なぜなら「ドレスコード=海賊」。麦わらの一味の仮装をする者、海賊旗を掲げる者などなど、海賊だらけの空間になっていたからだ。

その1000人の海賊たちの間を縫うように「Z」の文字型に設置されたブルーカーペットの上を、「麦わらの一味」を演じる声優陣9人が、映画の中のそれぞれのキャラの衣装を身にまとって練り歩いて行く。さらには、脚本担当の鈴木おさむと監督の長峯達也、ゲスト声優:篠原涼子と香川照之が続く。
佐々木希、石井一久、綾小路翔、笑い飯などなど、芸能界・スポーツ界・音楽界・モデル界と実に様々なジャンルから10名の「ワンピース大好き有名人」も駆けつけた。出演者が登場するたびに会場に打ち上げられる金色のテープ爆弾。宴だぁ〜。

これほどまでに巨大コンテンツとなった「ONE PIECE」。でも、声優陣はファンへの細かな心配りを忘れない。
「骨身にしみる寒さの中、皆さんありがとうございます」とブルック役のチョーさんがファンを気遣い、サンジ役の平田広明はファンの肩に舞い降りた金色の紙吹雪を取って自らの頭に載せ、金髪サンジを連想させるしぐさをする。カッコいい~。
そして船長ルフィ=田中真弓はイベント中、何度も何度もファンに声をかける。
「みんな、ありがとう!」「みんな、いくぞぉ!」
冒頭の台詞も含め、「みんな」と叫ぶこと数知れず。ファンも大切な海賊団の一員、仲間であることが伝わってきた。


《チームワーク抜群! 「ONE PIECE FILM Z」試写会舞台挨拶》
声優陣同士の掛け合いの妙、チームワーク、そしてファンまでも含めた「仲間意識」は、その後「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」で行われた試写会舞台挨拶でもさらに続く。

「背中の傷は剣士の恥だ」
「この船の"航海士"は誰!!?」
「ほめられても嬉しくねェよ!!コノヤローが」
各声優陣がそれぞれの決め台詞を発しながら舞台に登壇するのだが、サンジ役の平田広明だけはゾロの名台詞「礼を言う、俺はまだまだ強くなれる!!!」に挑戦。だが、
「俺はまだ……何だっけ?」
「忘れるくらいなら、マネするな!」
ゾロ役中井和哉がすかさず突っ込み、作中同様の強烈なケンカ・コンビネーションを見せてくれる。
また、果敢にも篠原涼子に「パンツ見せていただいてよろしいですか?」のお約束を繰り出したブルック役のチョーさんには、全員で一斉に突っ込んだ。見事なチームワークだ。

この日の舞台挨拶のハイライトは、イベントに先駆けて全国から募集した「生で聞きたい!あのキャラのこのセリフ」の発表&授賞式。ワンピース名台詞を選出し、それぞれの声優に実際に生披露してもらおう、というものだ。

この企画でルフィの名台詞に選ばれたのが「仲間がいる“よ!!!」
兄・エースを失い、失意のどん底に落ち、自暴自棄になるルフィ。しかしジンベイに「失った物ばかり数えるな!!! 無いものは無い!!! 確認せい!! お前にまだ残っておるものは何じゃ!!!」と詰め寄られた際に涙ながらに発した言葉だ(コミックスでは60巻に登場)。
「いろんな名台詞が自分でも頭をよぎりましたが、『“仲間”が入っていて欲しいな』と思っていました」と田中。

「仲間がいる“よ!!!」

田中真弓が、ルフィ船長が改めてこの台詞を叫び、この日の「ONE PIECE AWARD」は無事終了した。
そしてこの勢いのまま、いよいよ明日15日、3年ぶりの劇場版映画、尾田栄一郎完全プロデュースの「ONE PIECE FILM Z」の幕があがる。

また同日21時からの「フジテレビ土曜プレミアム」でも、映画公開特別記念アニメ「ワンピース エピソード オブ ルフィ~ハンドアイランドの冒険~」が放映される。
映画同様、原作・尾田栄一郎が監修した完全オリジナルストーリーで、麦わらの一味が「新世界」に突入した直後を描いている。
原作に先駆けて登場する「新世界編コビー&ヘルメッポ」、回想シーンで描かれる「ルフィと赤髪のシャンクスとの出会い」など、こちらも見どろこ満載だ。

劇場で、テレビの前で……まさにワンピース一色になりそうな明日15日はなんと……ブルック役のチョーさん、55歳の誕生日でもあります。
チョーさん、誕生日に頼めば、パンツ見せてもらえるかも。
(オグマナオト)
ブルーカーペット上で武藤ポーズを決める、(写真左から)ウソップ役:山口勝平、チョッパー役:大谷育江、サンジ役:平田広明

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