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有吉弘行、今年の漢字は保 年収5億円報道に戸惑いも

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 タレントの有吉弘行が12月12日、米コメディ映画「テッド」の日本語吹き替え版で、タイトルロールの中年テディベアを演じることになり、都内のスタジオでアフレコを行った。初の声優挑戦だが「普通の声優さんがやればいいのに」と早速バッサリ。「これがハリウッドデビュー? 都内ですべてが完結してしまう気恥ずかしさがある」とうつむいた。多忙を極めた2012年を漢字一文字で表すと「保身の“保”ですね。今年も何とか逃げ切った」と安どの表情を浮かべる一方、「年収5億円なんていう報道もあって戸惑った」と困惑する場面もあった。

【フォトギャラリー】有吉弘行が登場したアフレコの模様はこちら

 映画は大人になれない中年男(マーク・ウォールバーグ)と、魂が宿ったテディベア“テッド”の20数年来の交流を軸に、すっかり下品なオヤジに成長したテッドの大暴れを描く。全米ではR指定ながらも、興行収入2億ドルを超える大ヒットを記録した。熊のかぶり物をし「こんな屈辱、なかなかない」とマイクに向かった有吉は、過激なセリフを連発し「テレビだったら、絶対カットされる。テッドは見た目がかわいいけれど、大人の方に楽しんでほしい」と映画をアピールした。

 それでも、不慣れなアフレコには悪戦苦闘したといい「スタッフさんが細かすぎて、しかも長時間やらされたから終始イライラして、ブチきれそうだった。なるべくニコニコしていたが、お互い眉間にしわを寄せていた」と舞台裏を暴露。来年の目標は「これまで通り、目標は立てずに行き当たりばったりで。スキャンダルだけには気をつけたい」といい、声優業については「ファンからの苦情もあるし、願望は特にない」と消極的だった。

 「テッド」は、2013年1月18日から全国で公開される。

【作品情報】
テッド

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