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宮崎あおい&向井理、初共演で夫婦を演じ「お互いに暗い」と印象を吐露

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女優の宮崎あおい、俳優の向井理らが11日、東京・新宿ピカデリーで行われた、映画『きいろいゾウ』の完成披露イベントに出席した。

映画『きいろいゾウ』は、西加奈子の同名小説を『余命1ヶ月の花嫁』などを手掛けた廣木隆一監督が映画化した夫婦のラブストーリー。

孤独を癒すように空想の世界に浸る”ツマ” (宮崎)と背中に鳥のタトゥーが入った売れない小説家の”ムコ”(向井)は、ある満月の夜に出会う。

お互いに秘密を抱えたまま、すぐに結婚した2人の関係は、ムコに届いた1通の手紙をきっかけに大きく揺らいでいく――というストーリーで、映画は2013年2月2日から全国公開。

舞台あいさつには、主演の宮崎、向井のほか、キャストの柄本明、松原智恵子、濱田龍臣、浅見姫香と廣木監督、原作者の西が登壇し、原作本の帯に「ツマ役を演じてみたい」とコメントを寄せていた宮崎は「ツマに出会えて幸せだなぁと思いました。

夫婦が大事な人と向き合って、大変な事も乗り越えようとする映画です」と笑顔でアピール。

宮崎の夫役を演じた向井は、西の大ファンだそうで「宮崎さんの前髪パッツン姿が、ツマのイメージ通りで。

器の大きい旦那さんを演じられるように、宮崎さんが演じるツマをよく観察して動いてました」と役づくりについて語り、「ファンタジーもありつつ、生々しくもある。

不思議なバランスで色んな夫婦の形が表現されている作品です」とPRした。

同作で初共演という宮崎と向井だが、向井が宮崎について「結構、暗い。

現場でもチラチラ見てたけど、同じ事をずっとやってたり、芯が強くて真っ直ぐな人なんだと思った。

変に気を遣わなくて楽でした」と語ると、宮崎も「お互い暗くて人見知り。

いつもそれぞれ別々のことをしてて、そんなに話してないけど、居心地が良かったです」と相性は良かった様子。

また、撮影は1カ月かけて三重県で行われたそうだが、向井が「カエルの声がすごくて音が録れなくて。

濱田くんが率先してカエルを捕まえてました」とエピソードを披露すると、濱田は「ストレスが無い現場で楽しかったです!」とにっこり。

そんなキャスト陣の話を聞いていた廣木監督は「2人の家にお邪魔して撮影しているような、静かでナチュラルな現場でした。

ファンタジーとリアルな心情が上手く表現出来たと思う」と撮影を振り返っていた。

【拡大画像を含む完全版はこちら】



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