横山剣、行定勲監督と男の本音の恋愛を語る！女性に甘えたい願望は「あります」

　2013年1月26日公開の映画「つやのよる　ある愛に関わった、女たちの物語」の行定勲監督と、主題歌を手掛けたクレイジーケンバンドの横山剣が男の本音の恋愛について語るトークショーを行った。

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　直木賞作家の井上荒野が男と女の本音を濃厚に描いた「つやのよる」は、行定監督と阿部寛が初めてタッグを組んだ作品。自由奔放な妻・艶（つや）に振り回された夫を演じた阿部と共演する艶と関わる女優陣も、小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶ、荻野目慶子、田畑智子と豪華な布陣だ。男と女の恋愛模様を独特の視点で描いた井上荒野の代表作に惚れ込んだ行定監督の熱意で映画化。主題歌の横山は、行定監督こだわりのご指名で実現した。

　ファンの拍手の中で横山は、「よろしくお願いします」と短いひとこと。これを聞いた行定監督は、「こんばんは…　いいね！」と横山の決め台詞を真似て挨拶。「全部包み隠さず、最後の一滴まで…」と横山が覚悟を語ると、行定監督は「エロを語らせたら、大巨匠ですから（笑）」と横山への期待を表明。チームワークの良さを感じさせるスタートとなった。

　豪華な女優陣の中で好きなタイプを聞かれた横山は、「内容も含めて、大竹しのぶさん。娘役の忽那汐里さんと一緒に歩いているシーンが最高でした。ものすごく深くて、親子でも女同士になる瞬間があるのだなと感じました」と意味深な発言。これを聞いた行定監督は、「大竹さんの役は阿部さんに捨てられた元妻ですが、ずっと阿部さんと死にそうな艶のことを思っています。それは娘には理解できないのですね。そこで2人で艶に会いに行きます。大竹さんが艶と対峙した時に何をするか…そこがものすごく重要なポイントです」と、ネタバレ寸前までトーク。

　女性に甘えたい願望について聞かれると、「あります」とつぶやく横山。行定監督は、「阿部さんが演じた男は愛し抜くのです。愛に対して従順で真っ直ぐに愛し抜く男は、滑稽で狂っているように見えます、『テルマエ・ロマエ』の阿部寛とは思えないような（笑）。でも、こういう男がいたら良いなという羨望に変わっていきます。『テルマエ・ロマエ』を見てから『つやのよる』を見ると良いですね」とPR。本作の魅力を熱く語り続けた。

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