落語家の故立川談志さんの一周忌追善プロジェクト「スクリーンで観る高座 シネマ落語&ドキュメンタリー 映画 立川談志」の公開初日を記念し12月8日、東京・東銀座の東劇で談志さんの長女・松岡弓子氏と人気お笑いコンビ「爆笑問題」太田光の妻・太田光代氏がトークイベントを行った。
・【フォトギャラリー】松岡弓子氏、太田光代氏、その他の写真はこちら
2011年11月21日に喉頭がんで他界した落語家・立川談志の高座を、故人の一周忌にあわせて映画館で上映。演目は、ともにDVDなどに収録されていない「やかん」(05年10月12日、国立演芸場)と「芝浜」(06年12月2日、三鷹市公会堂)。柄本明のナレーションによる未公開ドキュメンタリー映像も盛り込み、独自の哲学で落語界に多大な影響を与えた天才落語家に迫る。
“女談志”とも呼ばれる松岡氏は、「満席の映画館を見るのは何10年ぶり。死んじゃっているのにひとりでこんな立派な映画になるなんて、つくづくエコなお父さん」と笑いを交えて挨拶。また、「無類の映画好きだったので、誰よりも父が喜んでいると思う。偉大な父だったんだなと日に日に思うけれど、おかげで忙しい。いまだに父が全部プロデュースして、仕切られている感じ」と笑顔で語った。
談志さんと夫婦そろって親交の深かった太田氏は、「高校生のときから大ファン。毎月必ず高座を見ていたので、太田との初デートも談志さんの高座。その日は運良く『芝浜』をやってくれた。私があまりに足しげく通うので、談志さんの高座を集めたVHSをもらい、夫はそれを大泣きして見ていた。それからずっと大尊敬している」と思い出話に花を咲かせた。
今月5日に逝去した歌舞伎俳優の中村勘三郎さんとも親しかった談志さんだが、松岡氏は「一昨日弔問に行った。偶然病院も父と一緒で、本当に亡くなったことが信じられない。父は本当にひいきにしていた。できたばかりの父のお墓に『一緒にそっちで仲良くやってね』とお願いしてきた」と故人を偲んだ。
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2011年11月21日に喉頭がんで他界した落語家・立川談志の高座を、故人の一周忌にあわせて映画館で上映。演目は、ともにDVDなどに収録されていない「やかん」(05年10月12日、国立演芸場)と「芝浜」(06年12月2日、三鷹市公会堂)。柄本明のナレーションによる未公開ドキュメンタリー映像も盛り込み、独自の哲学で落語界に多大な影響を与えた天才落語家に迫る。
“女談志”とも呼ばれる松岡氏は、「満席の映画館を見るのは何10年ぶり。死んじゃっているのにひとりでこんな立派な映画になるなんて、つくづくエコなお父さん」と笑いを交えて挨拶。また、「無類の映画好きだったので、誰よりも父が喜んでいると思う。偉大な父だったんだなと日に日に思うけれど、おかげで忙しい。いまだに父が全部プロデュースして、仕切られている感じ」と笑顔で語った。
談志さんと夫婦そろって親交の深かった太田氏は、「高校生のときから大ファン。毎月必ず高座を見ていたので、太田との初デートも談志さんの高座。その日は運良く『芝浜』をやってくれた。私があまりに足しげく通うので、談志さんの高座を集めたVHSをもらい、夫はそれを大泣きして見ていた。それからずっと大尊敬している」と思い出話に花を咲かせた。
今月5日に逝去した歌舞伎俳優の中村勘三郎さんとも親しかった談志さんだが、松岡氏は「一昨日弔問に行った。偶然病院も父と一緒で、本当に亡くなったことが信じられない。父は本当にひいきにしていた。できたばかりの父のお墓に『一緒にそっちで仲良くやってね』とお願いしてきた」と故人を偲んだ。
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