男の子を中心に熱狂的な人気を誇る「仮面ライダー」シリーズの劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」が完成! ウィザードとフォーゼ、2大ライダーの熱い共演にファンは熱狂確実だが、ウィザード/操真晴人役を好演中の白石隼也は、「劇場版はウィザードをもっと知っていただける絶好のチャンスです」とあくまで謙虚だ。9月以降、ウィザード/操真晴人として大奮闘中の白石に、映画のこと、ウィザード創造秘話、そして「仮面ライダー」を通して届けたい想いなどを聞いた。
イケメン俳優・白石隼也のインタビューフォト
本作は“ウィザードとして”初めての本格的な劇場版で、演じる白石も並々ならぬ気合いでクランクインを迎えたと回想する。「劇場版もシリーズの多くのファンの方々に観ていただいていることは知っていましたが、ウィザードを知らない方々にも映画館で観ていただけるチャンスだと思いました。映画の後にテレビ版も観ていただけるように、魅力を伝えたいと思って撮影に入りましたね」。ウィザードの活躍は今年の9月に始まったが、その白石が語るウィザードの魅力はシンプルで、ストレートなテーマにあった。「作品のテーマが“希望と絶望”で、最初は日常で使わない遠い言葉だと思っていました。でも、今回の劇場版にはたくさん登場していて、実はウィザードの放映スタートと同時か直後に、“希望と絶望”という言葉が日常的なものだったことを知りました。自分としてはすごく意外な発見でしたが、ウィザードに響くメッセージがあったということだと改めて思いましたね」。
一方、歴代の仮面ライダーとは一線を画すような、キザ(?)でクールなキャラクターもウィザード/操真晴人の魅力でもある。「キザというか、自分の弱いところを隠すためにあえて突っ張っていて、虚勢を張っているようなイメージですよね」と白石自身も認めるが、もともと超クールだった設定を白石のアイデアでアレンジしているとか。「もともとの脚本のままではクールなままですが、僕は晴人を普通の青年として表現したいと思っていて、毎回どう崩していくかが課題です(笑)。基本的にはクールでカッコいいイメージですが、どこまでバカなことがやれるかが僕の中でのテーマですね」。現に撮影現場では試行錯誤を繰り返していて、「あるエピソードでは、大爆笑したこともあります(笑)」とウィザード/操真晴人のキャラクター創造には苦心している模様。「実は晴人を演じる時には『ルパン三世』と『探偵物語』の松田優作さん演じる工藤俊作をイメージしていて(笑)。“あのねえ”というセリフは、工藤俊作をカブしています。“あのね”じゃなくて“あのねえ”です(笑)」と意外な秘話も明かす。以後、意識して観ると、印象が変わっちゃうかも!?
ただ、自分のアイデアが採用になっていく自由を感じると同時に、「現場では僕に任せてくれているなあと感じるので、責任も強く感じるようになりました」とウィザード、そして仮面ライダーを背負っている自覚を強烈に意識するという。日々撮影という多忙の中、たまにあるオフでもウィザードのことを考えてしまうとか。「今の僕は、仮面ライダー、ウィザードのことで頭がいっぱいですね(笑)。俳優業を始めてここまでどっぷりと浸かることはなかったので、正直変化に驚いています。オフの日も、家に帰っても寝る前も、ウィザードのことを考えちゃって(笑)。それがウィザードと出会って、最大の変化だったかな」。
ただ、それにヘコたれるような男じゃない。むしろ“希望と絶望”というテーマを俳優・白石隼也として背負う覚悟まであるのだ! 「だから、そろそろ仮面ライダー、ウィザードのことだけを考えることは止めて、視野を広げたいと思っています。ほかの作品に触れても、ウィザードに返せることだってあると思う。時間があれば、映画や読書を意識しています」とあくまでも超ポジティブで、どこまでも熱い! 「熱いですか(笑)? でも、仮面ライダーだけのことだけを考えていては、ウィザードにとってよくないかなって思います。せっかく一年間通して演じ続ける時間があるので、一生懸命に考えないと、です(笑)」。
「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」は、12月8日(土)公開
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イケメン俳優・白石隼也のインタビューフォト
本作は“ウィザードとして”初めての本格的な劇場版で、演じる白石も並々ならぬ気合いでクランクインを迎えたと回想する。「劇場版もシリーズの多くのファンの方々に観ていただいていることは知っていましたが、ウィザードを知らない方々にも映画館で観ていただけるチャンスだと思いました。映画の後にテレビ版も観ていただけるように、魅力を伝えたいと思って撮影に入りましたね」。ウィザードの活躍は今年の9月に始まったが、その白石が語るウィザードの魅力はシンプルで、ストレートなテーマにあった。「作品のテーマが“希望と絶望”で、最初は日常で使わない遠い言葉だと思っていました。でも、今回の劇場版にはたくさん登場していて、実はウィザードの放映スタートと同時か直後に、“希望と絶望”という言葉が日常的なものだったことを知りました。自分としてはすごく意外な発見でしたが、ウィザードに響くメッセージがあったということだと改めて思いましたね」。
一方、歴代の仮面ライダーとは一線を画すような、キザ(?)でクールなキャラクターもウィザード/操真晴人の魅力でもある。「キザというか、自分の弱いところを隠すためにあえて突っ張っていて、虚勢を張っているようなイメージですよね」と白石自身も認めるが、もともと超クールだった設定を白石のアイデアでアレンジしているとか。「もともとの脚本のままではクールなままですが、僕は晴人を普通の青年として表現したいと思っていて、毎回どう崩していくかが課題です(笑)。基本的にはクールでカッコいいイメージですが、どこまでバカなことがやれるかが僕の中でのテーマですね」。現に撮影現場では試行錯誤を繰り返していて、「あるエピソードでは、大爆笑したこともあります(笑)」とウィザード/操真晴人のキャラクター創造には苦心している模様。「実は晴人を演じる時には『ルパン三世』と『探偵物語』の松田優作さん演じる工藤俊作をイメージしていて(笑)。“あのねえ”というセリフは、工藤俊作をカブしています。“あのね”じゃなくて“あのねえ”です(笑)」と意外な秘話も明かす。以後、意識して観ると、印象が変わっちゃうかも!?
ただ、自分のアイデアが採用になっていく自由を感じると同時に、「現場では僕に任せてくれているなあと感じるので、責任も強く感じるようになりました」とウィザード、そして仮面ライダーを背負っている自覚を強烈に意識するという。日々撮影という多忙の中、たまにあるオフでもウィザードのことを考えてしまうとか。「今の僕は、仮面ライダー、ウィザードのことで頭がいっぱいですね(笑)。俳優業を始めてここまでどっぷりと浸かることはなかったので、正直変化に驚いています。オフの日も、家に帰っても寝る前も、ウィザードのことを考えちゃって(笑)。それがウィザードと出会って、最大の変化だったかな」。
ただ、それにヘコたれるような男じゃない。むしろ“希望と絶望”というテーマを俳優・白石隼也として背負う覚悟まであるのだ! 「だから、そろそろ仮面ライダー、ウィザードのことだけを考えることは止めて、視野を広げたいと思っています。ほかの作品に触れても、ウィザードに返せることだってあると思う。時間があれば、映画や読書を意識しています」とあくまでも超ポジティブで、どこまでも熱い! 「熱いですか(笑)? でも、仮面ライダーだけのことだけを考えていては、ウィザードにとってよくないかなって思います。せっかく一年間通して演じ続ける時間があるので、一生懸命に考えないと、です(笑)」。
「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」は、12月8日(土)公開
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